卒業生インタビュー
【全酪連】

氏名:西村有紀さん
在学時の所属分野:草類利用学
卒業年度:2015年度
現在の職業:全酪連(全国酪農業協同組合連合会)分析センター

Q1:畜産草地科学科に入学したきっかけはなんですか?
 将来畜産に関わる仕事がしたいと思っていたからです。

Q2:現在のお仕事の具体的な内容を教えてください。
 主に乳牛の飼料成分分析です。
 
全国各地の酪農家や畜産研究所などから日々届くサンプルを分析し、結果を報告しています。

Q3:現在のお仕事のやりがいや印象に残っているエピソードを教えてください。
 サンプルが届いたときの形状や臭いなどと分析結果のデータの関係などがわかってくると面白いなと思います。
 また、学生の頃から実験が好きだったので、分析器具や試薬を扱うのも楽しいと感じています。

Q4:学生時代に学んだこと、取り組んだことや取得した資格で、現在のお仕事に役立っているものはなんですか?
 草類利用学研究室での経験はほとんどそのまま役に立っています。
 また、牛の生理学や生態学も、どんな餌が好まれるのかや病気になりにくいのかなど、考えを膨らませることが出来て講義を受けていて良かったと思いました。

Q5:学生時代に取り組んでおいてよかったと思うこと、もっと取り組んでおけばよかったと思うことはなんですか?
 アルバイトは、自分にとって社会に出るためにいい経験だったと思います。
 これからどう動けば自分だけでなく周りの人も助かるのかなど考えて動く力が身に付いたと思います。

 学生時代は勉強が好きではなかったので今でも、「あのとき習った内容だけど思い出せない...」ということが多いです。
 資格も全くとっていなかったので就職してから少ない時間で勉強する羽目になりました。
 時間がたくさんあった学生時代にやっておけば良かったと後悔しています。

Q6:畜産草地科学科への入学を検討している未来の後輩へのメッセージをお願いします!
 畜産に関わらず動物と関わる仕事がしたい方にはとても向いている学科だと思います。
 畜産草地科学科は動物から植物までとても幅広く、深く学べるところなので、自分が好きな分野を見つけられると思います。
 動物好きな仲間も多いので楽しいキャンパスライフを期待してください。

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氏名:高波侑季さん
在学時の所属分野:牧場
卒業年度:2019年度
現在の職業:全酪連(全国酪農業協同組合連合会)購買事業

Q1:畜産草地科学科に入学したきっかけはなんですか?
 幼い頃から動物が好きで牛や豚と戯れることができる農業高校に入学し、畜産を学ぶ中でさらに専門的な勉強をしてみたいと思ったのがきっかけです。

Q2:現在のお仕事の具体的な内容を教えてください。
 全酪連には様々な事業がありますが、私は購買事業の酪農資材を担当しています。
 酪農生産に必要な資材(添加剤や自給飼料用の種子、哺乳バケツなどの機材等)を酪農家さんへ供給しています。
 デスクワークが主で全酪連の取扱製品についての問い合わせの電話対応や事務作業を行っています。

Q3:現在のお仕事のやりがいや印象に残っているエピソードを教えてください。
 酪農家さんを支えることが出来る仕事であることにやりがいを感じています。
 自分が全酪連で取り扱っている餌や酪農資材が酪農家さんの元に届き、実際に使われているのを見て嬉しくなりました。

Q4:学生時代に学んだこと、取り組んだことや取得した資格で、現在のお仕事に役立っているものはなんですか?
 大学で畜産や草地について学んだ多くのことが今の仕事に役立っていると思います。
 餌の設計に関わることがあり、その際は家畜栄養学で学んだことを思い出しながら仕事をしました。
 畜産に携わる仕事に就くなら座学はまじめに取り組んでいた方が良いと思います!

Q5:学生時代に取り組んでおいてよかったと思うこと、もっと取り組んでおけばよかったと思うことはなんですか?
 取り組んでおいてよかったことは、搾乳やセリのバイトです。
 牛の扱いに慣れることができたことと農家さんと話す機会ができたこと、また、大学時代の楽しい思い出になりました。
 また、仕事を始めてからExcelやWord等でパソコンを扱うことが多いため、パソコンの操作についてもっと勉強していればよかったと思いました。

Q6:畜産草地科学科への入学を検討している未来の後輩へのメッセージをお願いします!
 畜産に興味がある方、動物が好きな方、植物が好きな方にうってつけの学部だと思います。
 畜産を家畜と草地の両面から学べる珍しい学部です。
 自然豊かな宮崎で牛さんと一緒に大学生活を謳歌しませんか!

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