畜産草地科学科では
南九州特有の恵まれた自然環境と活力ある農畜産業を背景に、畜産草地学科学科では実践的な畜産学と体系的な草地学を基軸とした総合的な自然科学領域を学ぶことができます。
「Soil-Plant-Animal System」(土-植物-家畜を繋ぐ物質循環)と「from Farm to Table」(農場から食卓への農畜産物提供)を見渡すことのできる横断的な13の教育研究分野を置き、自給飼料に立脚した家畜生産と、安全で美味しい農畜産物を食卓に提供するための総合的な知識と技術を身につけることのできる教育環境とカリキュラムが整っています。
敎育研究の対象は幅広く、野生動植物の生態、遺伝資源の管理と開発、地球環境の保全、家畜疾病と防疫対策、動物福祉、フードチェーンにおける衛生管理などについても学べます(詳細)。
ここでしか得ることのできない経験と知識
- 西日本最大級の大学附属牧場(住吉フィールド)を拠点とした実践教育は、学生たちの好奇心と実践力を育み、将来の希望を実現させるための礎となっています(詳細 )。
- 畜産業界における諸問題に目を向け、その対策案を実行できる人材の育成(産業動物コンサルタント育成プログラム)に取り組んでいます(詳細 )。
- ゲノム科学やビッグデータ分析などの最先端技術を取り入れた科学研究にも取り組んでいます。
- 進路にあわせてさまざまな資格と受験資格が取得できます(詳細:進路 と資格 )。
- 学んだことは実験動物や展示動物の管理にも応用できます。
- 動植物に興味のある学生が日本全国から集まっています。
求める学生像
- 資源循環、環境の保全、家畜の福祉などに配慮した持続的な畜産業の構築に対して熱意を持って取り組める人
- 動植物に対する幅広い興味や関心を有し、実験や観察において深く考慮する能力とその結果を表現する力を有する人
- 大学での学修の基礎となる幅広い知識や生物、化学に関する基礎学力を有する人
- 学修を通して獲得した知識・スキル・行動力を社会の一員として地域・世界に還元することのできる資質を有する人
卒業までに身につける能力
- 農学に関する基礎知識
- 草地・飼料、家畜、資源・環境および食料・畜産業・農村に関する基礎的・応用的知識・技能
- 専門分野に関する国際性と課題解決能力