「土ー草ー家畜とfrom Farm to Table」 平成30年度 畜産草地科学基礎実習

宮崎大学農学部附属住吉フィールド(住吉牧場)は宮崎市中心部近くの市街地にあります。50haの敷地に約180頭の家畜を有する西日本最大級の大学附属牧場で、文部科学省教育関係共同利用拠点「九州畜産地域における産業動物教育拠点」にも認定されています。本牧場で、 2018年9月28日に畜産草地科学基礎実習(第3回目)を実施しました。施設を巡りながら、牧場の教員と技術職員の方に生産の流れを実演を交えて紹介いただき、学科教員が関連分野を紹介しました。牛そのものを始め、搾乳や放牧、堆肥化の過程などを実際に見ることで、研究や仕事をしてみたい分野をイメージできたという感想が多かったようです。台風が近づいていましたが、個々の学生の準備状況が良かったために前倒しで実習が進み、何とか天気は持ちました。卒業までに牧場ではいろいろな実習を受講できます。充実した設備を利用して、畜産業に関わるさまざまな内容を積極的に学んでもらえたらと思います。

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農耕用の大型・小型車、農業機械について

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草高と牛の一噛みの量(バイト重)と食べる速度(バイト速度)との関係について

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草地利用と牛の群れの動きとの関係について

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糞尿処理と堆肥化について


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