「ジビエブームを科学する」セミナーを開催(12/14開催)

宮崎大学農学部とマルチスピーシーズ人類学研究会の共同企画で、『ジビエブームを科学する』セミナーを開催します。
本学農学部4名の演者に加え、宮崎県庁、北海道大学、熊本大学から4名の演者をお招きします。近年のジビエブームの中で、様々な可能性や課題が浮かび上がっています。それぞれの演者の立場や分野から、現行のジビエブームに関連した科学的知見を紹介するとともに、改善すべき課題やその解決策などについて考える場になればと思っています。皆様のご参加をお待ちしております(学内外からの参加可、予約不要)。

日時:2018年12月14日(金)13:00-16:20
場所:宮崎大学農学部 講義棟L201教室
問い合わせ先:井口純(iguchi@med.miyazaki-u.ac.jp

寺原亮治(宮崎県 農政水産部 農政企画課 中山間農業振興室 鳥獣被害対策担当)
野生鳥獣の被害対策とジビエ振興の取り組み

近藤祉秋(北海道大学 アイヌ・先住民研究センター)
ジビエ事業で狩猟と獣肉販売はどう変化したか?:西米良での聞き取りから

シンジルト(熊本大学大学院 人文社会科学研究部 文化人類学研究室)
狩猟肉の再考:球磨地区における猟師と獣の共生

西脇亜也(宮崎大学農学部附属 フィールド科学教育研究センター)
ニホンジカの食害による林床植生の衰退:宮崎と対馬の事例

立澤史郎(北海道大学大学院 文学研究科 地域システム科学講座)
屋久島での人-シカ関係の変容-地域社会を考慮したシカ捕獲事業の必要性

河原聡(宮崎大学 農学部 応用生物科学科 畜産食品科学研究室)
シカ肉の食品栄養学的特性

吉田彩子(宮崎大学 農学部 獣医学科 獣医寄生虫病学研究室)
シカ肉:新たな肺吸虫症原因食品としてのリスク

井口純(宮崎大学 農学部 畜産草地科学科 動物衛生微生物学分野)
シカが原因かもしれない?ヒトにおける腸管出血性大腸菌感染症の話

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