宮崎大学 工学部 電子物理工学科

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教育

学習・教育到達目標(ディプロマポリシー)

2017年4月改定

 本学科では、これからの産業の発展に寄与できる科学技術者の育成を教育目的としています。その中でも特に、電子工学・物理工学の知識と技術を有した高度技術社会に対応できる人材の育成に力を注いでいます。これを踏まえ本学科では、学習・教育到達目標を以下の通り定めています。

【A】技術者としての基礎的素養の育成
  1. 自然界や社会における問題を様々な立場から理解する能力を身につける。
  2. 社会における工学の役割や使命を理解し、技術者として必要な技術者倫理や情報倫理を身につける。
【B】電子物理工学における基礎および専門知識とその技術の育成
  1. 数学・物理学を中心とした工学基礎知識を習得する。
  2. 工学の基礎となる力学、電磁気学、物性物理学、量子力学、電気回路などに関する知識を習得する。
  3. 実験によって物理現象を確認するとともに、実験技法を修得する。
  4. 電子物性工学、物理計測工学に関わる基本原理を理解し、その応用能力を身につける。
【C】コミュニケーション能力の育成
  1. 自分の考えを論理的にまとめ、相手に文書やプレゼンテーションで正確に伝えると共に、相手の話している内容を理解する能力を身につける。
  2. 円滑な課題解決のためのチームワーク力を身につける。
  3. 工学的な内容について書かれた英語文献等を理解するための基礎的能力を身につける。
【D】課題を見いだし解決に向けて適切に対応できる能力の育成
  1. 与えられた課題を達成する過程において、情報を収集、分析し自ら問題を発見し、その背後にある課題を見つけそれらを整理する能力を身につける。
  2. 課題を論理的に考察し、解決できる能力を身につけ、その結果をまとめることができる。
  3. さまざまな条件を考慮して問題を解決するための仕組み(手順)を構築する能力を身につける。
  4. 自主的・継続的に課題に取り組む能力を身につける。

2017年度入学生からは学習・教育到達目標とディプロマポリシー を統一しました

ディプロマポリシーは入学年度で決まるので、
2016年度以前の入学生に対するディプロマポリシーはこちら

2014~2016年度入学生用学習・教育到達目標はこちら


カリキュラムポリシー

 電子物理工学科では、その教育理念に基づき、ディプロマポリシーに挙げた技術者を養成するため、以下の方針に基づいてカリキュラムを編成し、教育を実施します。

【教育課程の編成の方針】

  1. 幅広く深い教養と基本的な学習能力の獲得のため、基礎教育カリキュラムとして、導入科目(大学教育入門セミナー、情報・数量スキル、外国語コミュニケーション、専門基礎)、課題発見科目(専門教育入門セミナー、環境と生命、現代社会の課題)と学士力発展科目を設置します。
  2. 科学技術者として、社会に対する役割を理解し倫理観を身につける科目を設置します。
  3. 工学基礎科目と学科専門科目を段階的に設置します。
  4. 自分の考えを正確に伝えられるプレゼンテーション能力を養う科目を設置します。
  5. グローバルな世界に対応できるような英語及びコミュニケーション能力を養う科目を設置します。
  6. 文献検索や調査を通して問題点を見出し、与えられた条件で実践的に解決にむけた取り組み方をまとめられる能力を育成します。

【実施の方針】

  1. 各科目について、教育目的、教育目標、授業計画、成績評価基準、成績評価方法をシラバスに明示し、ホームページにより周知します。
  2. 成績評価基準、成績評価方法に基づき厳格な評価を行います。
  3. 4年間を通した少人数授業により、個人の到達度合に応じた指導を行います。
学習・教育到達目標に対するカリキュラム設計方針
学習・教育到達目標を達成するための授業科目の流れ
【各目標と科目との対応】
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