新型コロナウイルス感染防止対策で両国間の入国制限が続く中、2020年10月23日にJICAから業務調整員1名をタイに派遣したことにより、この日から本SATREPSプロジェクトが開始されることになりました。新型コロナウイルス感染の影響がプロジェクト推進の阻害要因となっていましたが、2021年3月12日に第1回Joint Coordination Committee（JCC：合同調整委員会）会議をウェブ開催しました。JCCは、日本側プロジェクト実施機関、相手国実施機関、監督省庁、JICA現地事務所などで構成されるプロジェクトにおける最上位の意思決定機関です。今回は、タイ側実施機関である畜産振興局（DLD: Department of Livestock Development）、タイ側獣医系大学、TICA及びJICAタイ事務所の関係者にはバンコク都内の会議場に集まっていただき、日本側実施機関の参加者とオンラインで会議を行いました。
第1回JCCでは、本プロジェクトの全体像、また各研究チームの現況及び今後の展望、供与機材、R/Dの変更に関わる事項等について、協議しました。今回が第1回目であり、さらにオンラインでの開催ということで、準備に時間がかかりましたが、タイ側及び日本側の協力により、会議は概ね滞りなく実施することができました。
タイ畜産振興局長、JICAタイ事務所長による開会挨拶及びプロジェクトマネージャであるタイ畜産物品質管理局長による閉会挨拶全文、また、オブザーバーとして参加していただいたTICA（Thailand International Cooperation Agency）Ms. Nawinee Pilnoi氏からの本プロジェクトにおける期待を込めたコメントを下記に記載します。
また、現地ニュースサイトにおいても本JCCの様子が取り上げられました。タイ語ですが、ご参考までにリンクを添付致します。
（現地からの参加者の集合写真）
（JICAタイ事務所森田所長とDLD局長Dr. Sorravisの記念品交換）
（タイにおける会議の様子）
（プロジェクトチーフアドバイザー三澤教授によるプレゼン）
（ウェブ会議の参加者）
