プロジェクト

人獣共通感染症教育研究プロジェクト

人獣共通感染症対策の現場で重要な役割を担えるリーダーを育成するための学部教育、大学院教育、卒後教育を効果的に連携させたモデルカリキュラムの開発を行っています。本プロジェクトの前身は「宮崎大学人獣共通感染症教育モデル/カリキュラム開発事業(2005~2009年)」であり、CADIC設立に先んじて感染症教育を実施してきました。このプロジェクトで培った教育カリキュラムが、CADICに発展的に受け継がれ、現在に至っています。

グローバル人材育成プロジェクト

グローバル化が進展している世界の中で、家畜防疫の分野においても、広い視野にたち、主体的に物事を考え、相互理解に努め、新しい価値を創造する能力を持つ人材の育成が求められています。CADICの推進するグローバル人材育成事業では、下記の6項目を軸として、学部・大学院教育プログラム及びリカレント教育プログラムを提供し、家畜防疫分野においてグローバルに活躍できる人材の継続的な育成を目指しています。

  1. 国際防疫コースワーク(英語による講義)
  2. 危機管理コースワーク(リスク分析、統計疫学、シミュレーションモデル)
  3. 防疫対策コースワーク(実践防疫、家畜のハンドリング)
  4. 検疫・診断学コースワーク(検疫・診断実習)
  5. 海外実地派遣コースワーク(海外研修)
  6. 公募型共同研究(全国)

人獣共通感染症制御に向けた基盤研究プロジェクト

宮崎大学が第3期中期目標期間に、「生命科学分野」及び「環境保全、再生可能エネルギー、食の科学分野」における重点領域研究プロジェクトとしてそれぞれ20テーマを選定しました。本プロジェクトはその中の1つで、CADICが主体となり、獣医学系研究者と医学系研究者が共同研究ユニットを立ち上げ、人獣共通感染症制御に向けて、異分野融合研究を軸に地域の特質を活かした研究を戦略的に推進しています。

国内防疫コンソーシアム

「平成29年度日本獣医師会学術学会年次大会」において、CADICが主催したシンポジウム「攻めの感染症防疫-最前線の取組み-」に端を発し、国内の家畜感染症防疫に対する共同研究体制と連携出動体制の整備を目的に、防疫コンソーシアムが結成されました。2020年現在、宮崎大学(CADIC)、北海道大学、東京農工大学(CEPiA)、麻布大学、岐阜大学(GeFAH)、鳥取大学(AZRC)、鹿児島大学(TAD)および酪農学園大学の8大学防疫コンソーシアムとなっています。コンソーシアム内では、研究情報を共有し、共同研究や共同プロジェクトに取り組んでおり、各組織の強みを生かした研究の効率化、高精度化を図っています。また、家畜防疫に対して、科学的根拠に基づいた客観的な検証を行っていくことも視野に入れた活動を展開しています。

世界の台所を目指すタイにおける家畜生産と食品安全に関する新技術導入による畜産革命の推進プロジェクト

口蹄疫を初めとする重要家畜感染症は、畜産資源の輸出制限や生産性低下を招く要因となっています。地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)で採択された本プロジェクトは、世界の食料基地を目指すタイにおいて、宮崎県で発生した口蹄疫防除の経験を活かし、政府機関及び獣医系大学とも連携して、重要家畜感染症のマルチ診断システムの開発と流行予測モデルに基づく防疫体制の構築、さらには食鳥肉からの食中毒菌除去技術の開発を行います。これらの研究や研修プログラムを通じ、グローバル時代に対応できる家畜防疫専門家の育成に取組みます。

先端研究基盤共用促進プロジェクト

宮崎大学では、研究開発への投資効果を最大化し、最先端の研究現場における研究成果を持続的に創出し、複雑化する新たな学問領域などに対応するため、全学的な研究設備・機器共用システムを導入・運営しています(産学・地域連携センター連携研究設備ステーション)。CADICもこの共用システムに参画し、CADICの強みである国際共同研究及び地域連携型研究を拡充し、海外・他機関からの研究者受け入れの充実、世界水準の重点領域研究の推進、教育研究のグローバル化に取組み、本学の研究力強化を図っています。


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