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第2回JCC(Joint Coordinating Committee)の開催

2JCCJoint Coordinating Committee)の開催

2022年2月20日から3月13日にかけて、本プロジェクトの日本側代表機関である宮崎大学の三澤教授(チーフアドバイザー)がタイへ渡航しました。本プロジェクトは2020年10月から開始していますが、COVID-19感染拡大の影響で、これまで渡航が難航しており、プロジェクト開始後、初めての渡航となります。

プロジェクトは、Department of Livestock Development (DLD:タイ農業・協同組合省畜産開発局)がタイ側代表機関となり、主なプロジェクトサイトは、DLD傘下のVeterinary Research Development Center-Eastern Region (VRDC-ER:DLD東部地域獣医研究開発センター)とRegional Reference Laboratory for Foot and Mouth Disease (RRLFMD:東南アジア地域口蹄疫リファレンスラボラトリー)となりますが、その他にも獣医系大学等の多岐に渡る関係機関と共同研究が実施されています。今回の三澤教授のタイ滞在中は、ほぼ全ての関係機関を訪問し、それぞれのカウンターパートと進捗状況の確認、今後の研究計画等を協議しました。

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【写真左】DLD本部の表敬訪問 【写真右】VRDC-ERでの三澤教授による食品衛生に係る講義の様子

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RRLFMDへの訪問

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チェンマイ大学への訪問・協議の様子

また、3月11日に第2回JCC(Joint Coordinating Committee:合同調整委員会)を開催しました。JCCとは、プロジェクトの最高意思決定機関で、プロジェクトに関わる研究者、開発パートナー、JICA関係者、在タイ日本大使館関係者などが集まり、これまでの経過や今後の計画について報告し、承認を得る重要な全体会議です。今回の会議では、現在、タイではランピースキン病やアフリカ豚熱の蔓延が喫緊の課題であり、タイにおける家畜衛生の研究機関の中枢であるNational Institute of Animal Health(NIAH:国立動物衛生研究所)が本プロジェクトに参画し、これらの研究に携わることが承認されました。さらに、JCCの様子は、DLDのホームページ及びタイのインターネットニュース記事にも取り上げられました。タイ語の記事になりますが、ご興味のある方は下記のURLからご参照ください。
https://gnews.apps.go.th/news?news=107338

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【写真左】JCCでの現地集合写真 【写真右】JCCのオンライン参加者

(文責:JICA業務調整員 安齋)


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