SATREPS

プロジェクト詳細

具体的な研究内容・メンバー

タイ及び周辺国の現状課題を解決するために、下記の3つの研究題目について活動を行います。また、本プロジェクトを通じて、グローバルに活躍できる家畜防疫専門家の育成を目指します。

世界の台所を目指すタイにおける家畜生産と食品安全に関する新技術導入による畜産革命推進

※マスタープランイメージ

マスタープランイメージ

1.家畜関連感染症の診断システム開発

マルチ感染症診断システム

生産低下を招く感染症の病原体を判別する検査方法の確立を目指します。

マルチ感染症診断システム

口蹄疫迅速診断キット

輸出制限を招く感染症を早期に発見・診断できるような検査方法の確立を目指します。

迅速診断キット

2.感染症拡散モデリング・その情報配信システムによる防疫体制構築

数理モデル

家畜感染症の拡散パラーメータを集積して、ビッグデータ分析を行い、原因や感染ルートの解明や先回り防疫を実施する防疫体制を構築します。

数理モデル

3.新規微生物除去システムの開発

パルスジェット技術

食鳥肉に付着した病原微生物を制御する技術を開発します。

共振超音波技術

微生物吸着・殺菌素材

微生物を吸着・殺菌する作用のある自然素材を用いて畜舎環境を浄化したり、自然素材を新規飼料添加物として利用することで生産性向上を図ります。

微生物吸着・殺菌素材

人材育成プラン

人材育成プランの図

若手研究者育成プログラム、セミナー・シンポジウムによる情報共有を通じ次世代の人材を育成し、国際な家畜感染症対策チームの設立を目指します。

タイの若手専門家育成

日本機関で危機管理・国際防疫について学び、検疫診断・防疫対策を習得した、グローバルに活躍できる家畜防疫専門家を育成します。

日本の若手専門家育成

タイの大学等機関での研修を通じ、流行地における検疫診断・防疫対策を体験することで、海外悪性家畜伝染にも対応できる家畜防疫専門家を育成します。

人材育成プランの様子
研究をしている様子
牛と男性の写真
人材育成プランの様子
人材育成メンバー集合写真

代表

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日本 タイ
宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター 教授 三澤 尚明 Director,VRDC-ER Lerdchai Chintapitaksakul

グループリーダー

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日本 タイ
研究題目1 東京農工大学農学部附属感染症未来疫学研究センター センター長・教授 水谷 哲也 Director,VRDC-ER Lerdchai Chintapitaksakul 
研究題目2 宮崎大学農学部 准教授 関口 敏 BDCVS Weerapong Thanapongtharm 
研究題目3 宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター 教授 三澤 尚明 BLSC Nutcharnart Tipmongkolsilp 
研究題目4 宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター 教授 三澤 尚明 Director,VRDC-ER Lerdchai Chintapitaksakul 

成果目標・業績

成果目標(128KB)

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