家畜の体重を測定することは生育状況や出荷の目安を知るのに重要ですが,労力の問題から多くの家畜農家では体重測定を行わずに目視のみで体重を推定しています。そのため,AIにより豚の体重を自動的に推定し,適正体重に達した豚のみを出荷する自動選別システムの開発を行っています。
川末 紀功仁
畜産業が盛んな南九州地域では,夏季の暑熱被害が深刻で暑熱対策技術への高い要求があります.遮熱塗料は太陽光を高レベルで反射し,コーティングされた物体の温度上昇を低減できる機能性塗料です.飼料タンク外面への遮熱塗装は結露やカビの発生による飼料の変敗を抑制できる一方,作業員の高所作業リスクや施工コストの低減が課題です.本研究では,飼料タンク洗浄・遮熱塗装ロボットの開発試作を行い,飼料タンク洗浄・遮熱塗装の新しい施工方法の開発を目指しています.
河村 隆介
現在移動ロボットの適用範囲は災害被災地、宇宙から一般家庭まで幅広くなっています。そこで、ロボットが環境の状況を自分で認識し、適切な行動を自分自身で決定し環境内を安全に移動する方法の開発を行っています。また、複雑な動特性を持つロボットを適切に動かすための制御システムの開発に関する研究も行っています。
李 根浩
近年,様々な製品・部品等に対して微細な加工を高精度に行う必要性が高まっています.微細加工を高精度・高能率に行うことを実現するための工具の開発や,微細工具を用いた加工技術や応用技術について研究を行っています.
大西 修
機械には,様々な原因で振動問題が起こります.本研究では,機械を適切にモデル化して解析を行い,振動の発生原因やメカニズムを解明します.その上で,最適な制振対策を講じることで振動問題の解決を図っています.写真は,振動工具に関する実験の様子です.建設業などでは,様々な手持ち振動工具が利用されていますが,人体が振動ばく露を受け続けると,手腕部などに深刻な健康障害が発生すことがあります.この研究テーマでは,人体への振動伝播を極力抑えた人に優しい振動工具の開発を行っています.
大盆子原 康博
これまでの研究によって血液の流れの異常によって、動脈瘤などの循環器系疾患の発症・進展が引き起こされていることが知られています。医療用診断装置によって取得された様々な血管形状に対して、数値シミュレーションによって血管内の流れを再現し、循環器系疾患の発症・進展メカニズムの解明や早期発見方法の開発を目指しています。
宮内 優