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「短歌県みやざき」ことばの力と牧水入門

  • 公務員・教員
  • 後期
  • 単位数:2
「短歌県みやざき」ことばの力と牧水入門

授業のねらい

宮崎の短歌に関する充実した地域特性を理解し、教育とことばの力との関連を学ぶことにより宮崎県で教員を志す意識と課題解決に向けての改善方法を多面的に模索できる能力を育成する。全県的に短歌関連活動の盛んな「短歌県みやざき」において、若山牧水の歌や短歌活動の動画を通じて、受講者が豊かなことばの力を実感し、若山牧水の短歌へ眼を拓く実践力を養うことを目的とする。
対面講義ではWeb視聴で得られた短歌に関する知見を、自己表現に活用できるよう対話形式により牧水のことを語れる力を確認する機会となる。他者との対話によって、自らの和歌解釈にどのような傾向があるかを相対的に確認することができる。第2回目の対面講義では、受講者が自らの短歌創作に挑む機会となるが、「キャンパス構内短歌ピクニック」などの工夫を凝らし、抵抗なく楽しみながら短歌が創作できるような機会とする。
ぜひ「短歌県みやざき」でしか学べない内容を、逃さずに体感していただきたい。

担当教員

画像

中村 佳文

所属:宮崎大学
専門:国語科教育
担当科目:「短歌県みやざき」ことばの力と牧水入門

授業計画

第1回 〔オンデマンド配信講義〕牧水の短歌によむ故郷宮崎の自然(1)
第2回 〔オンデマンド配信講義〕牧水の短歌によむ故郷宮崎の自然(2)
第3回 〔オンデマンド配信講義〕牧水の短歌によむ「恋」
第4回 〔オンデマンド配信講義〕牧水の短歌によむ「酒」
第5回 〔オンデマンド配信講義〕牧水短歌の朗誦性と普遍性
第6回 〔12月15日(日)13:30-15:00〕『牧水の聲』を語ろう(集中講義・対話)
第7回 〔12月15日(日)15:15-16:45〕『牧水の聲』を語ろう(集中講義・対話)
第8回 〔12月15日(日)17:00-18:30中〕『牧水の聲』を語ろう(集中講義・対話)
第9回 〔オンデマンド配信講義〕みやざきの短歌活動(1)マスターズ短歌甲子園その1
第10回 〔オンデマンド配信講義〕みやざきの短歌活動(2)マスターズ短歌甲子園その2
第11回 〔オンデマンド配信講義〕若山牧水没後95年特別公開講座「若き牧水から現代へのメッセージ」(1)
第12回 〔オンデマンド配信講義〕若山牧水没後95年特別公開講座「若き牧水から現代へのメッセージ」(2)
第13回 〔1月26日(日)13:30-15:00〕〈短歌創作〉構内短歌ピクニックと歌会(集中講義・対話)
第14回 〔1月26日(日)15:15-16:45〕〈短歌創作〉構内短歌ピクニックと歌会(集中講義・対話)
第15回 〔1月26日(日)17:00-18:30〕〈短歌創作〉構内短歌ピクニックと歌会(集中講義・対話)

文献・教材

教材

若山牧水歌集(文庫版)及び参考文献

教科書

牧水の聲ー短歌の朗誦性と愛誦性』(中村佳文 著 鉱脈社(みやざき文庫153))

参考書

『牧水の恋』(俵 万智 著 文藝春秋)
『若山牧水歌集』(伊藤一彦 編 岩波文庫)

参考URL

若山牧水記念文学館 https://www.bokusui.jp/museum/

達成目標

本科目は、以下の能力を養成することを目標とする。

1)「短歌県みやざき」の特性と文学環境への理解力
2)ことばと短歌に関する課題発見能力
3)対話的コミュニケーション能力
4)自己問題改善・解決のための表現力・実践力

成績評価方法・基準

成績評価基準

配信講義レポート 45% (5p×9回)
集中講義受講レビュー30% (15p×2回)
集中講義における創作活動25%

の合計100点で評価する。

関連する授業科目

本科目は「みやざき産業人材認定証」を取得するためには受講・単位取得が必要な科目の一つです。

履修上の注意

本科目の第1-5回、第9-12回講義はインターネットを利用した授業配信システムを用いるので、受講生が各自でインターネット利用環境を整えること。

集中講義は、第6回〜第8回、第13回〜第15回の計2回(12/15,1/26の2日間)実施予定なので、受講者は予定をしておくこと。
集中講義の場所は農学部L301です。出席できない場合は、履修しないでください。
*対面型講義【集中講義】については日程変更・追加の可能性があります。
単位取得のためには対面型講義 出席が必須です。

また「短歌」に関する知識は特に必要とせず、日常のことばへの関心から豊かな表現が紡ぎ出される興味の深まりを、講義を通して実感していくことを目的とする。

受講に関する情報を随時お知らせしますので、大学が実施するアナウンス(メールなど)に注意して下さい。
本科目は「みやざき産業人材認定証」(令和5年以前の入学生対象)を取得するため受講・単位取得が必要な科目の1つである。

やむを得ず、授業の実施方法(試験を実施する科目は、試験方法、日時等も該当)等を変更する可能性がありますので、注意してください。

宮崎大学地域教育プログラムに
ついてのお問い合わせ

TEL.0985-58-7250

宮崎大学 学び・学生支援機構 地域人材部門
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