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7/22 ひらめき☆ときめきサイエンス「土の粒子から農業や環境の歴史を科学する」を開催

令和4722日(金)、ひらめき☆ときめきサイエンス「土の粒子から農業や環境の歴史を科学する」を実施し、県内の高校生19名が受講しました。

本講座は、大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5・6年生、中学生、高校生が、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです(日本学術振興会HPより)。

参加した高校生たちは、講師である宇田津徹朗(宮崎大学農学部教授)の説明と学部生や大学院生のサポートを受けながら、植物の細胞化石であるプラント・オパールや火山ガラスを土壌から取り出す実験を行い、取り出した粒子を生物顕微鏡や実体顕微鏡で観察しました。具体的には、弥生時代に宮崎でイネが栽培されたことや7200年前に宮崎に鬼界カルデラの火山灰が降り積もったことを、自らの分析から確認し、農業や環境の歴史を研究する実際の方法を学びました。


写真01講座の様子.jpg講義の様子


写真02実験の様子.jpg土からのプラント・オパールと火山ガラスの抽出


写真03プレパラートの作成.jpg試料観察のためのプレパラートの作成


写真04観察の様子.jpg顕微鏡による観察


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