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【更新】農学部学生参加によるFD研修会を開催しました

令和5年12月5日(火)にL104教室において、農学部学生参加によるFD研修会を開催しました。
FDとはFaculty Development(ファカルティ・ディベロップメント)の略で、大学の教員が授業の内容や方法を改善し、向上させるために実施する組織的な取り組みのことです。
今回はその一環として、農学部では初となる学生参加によるFD研修会を開催しました。研修会には各学科から選出された学生15名及び農学部FD委員会委員に加え、國武久登農学部長も参加し、学生の真剣な意見に耳を傾けました。
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研修会の冒頭、農学部FD委員会委員長である佐伯雄一教授から、この研修会の趣旨、FDという言葉の意味、FD活動として農学部教員が取り組んでいることなどについて説明がありました。
佐伯先生.JPG                                △佐伯教授

続いて、竹下稔副学部長(教務担当)から、「折角の機会なので、積極的に発言してほしい。その発言が農学部の改善につながっていく。」と開会の挨拶がありました。
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                               △竹下副学部長

その後、事前に参加学生に回答してもらったアンケートの結果を基に、普段の学びで充実感を感じる時、コロナ禍と現在の違い、シラバス、授業評価アンケートなどのテーマについて、学生の立場、教員の立場からそれぞれ意見交換を行いました。
また、テーマは女子トイレに設置している生理用品や現在話題となっているチャットGPTの利用なども扱い、非常に多岐に渡る意見交換となりました。
最後は、参加学生ひとりひとりから農学部の教育をより良くするために意見を述べてもらう時間を設け、前向きで建設的な意見が多数挙がりました。
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最後に、國武農学部長から「教員の立場からは気付けない改善点を知ることができた。できることから改善を図っていき、今後も学生との意見交換の機会を設けていきたい。」と講評及び閉会の挨拶がありました。

学部長.JPG                                △國武農学部長

終了後に行ったアンケートでは、多数の参加学生から『有意義だった。』、『また参加したい。』、『毎年開催してほしい。』といった回答がありました。
参加してくださった学生の皆さん、ありがとうございました。




本研修会において、学生から改善要望のありましたL304教室の音響システムのモスキート音について、学修に支障を来たすとの判断で新たに音響システムを更新しました。老朽化している音響システムやプロジェクターについては、順次更新していく予定です。

また、『ひとつ下の学年からカリキュラムが変更になった。どこがどのように変更になったか分からないので、自分の入学年度の翌年度以降のカリキュラム表を閲覧できるようにしてほしい。』という意見がありました。

上記につきまして、12月7日(木)に農学部ホームページから閲覧可能となりました。
https://www.miyazaki-u.ac.jp/agr/student/zaigakusei/attendance.html
『農学部ホームページ』→『在学生の方へ』(右上)→『受講関係』

農学部ではこのように今回の研修会で出された意見について、できることから改善を図っていきます。


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