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宮崎大学 産業動物防疫リサーチセンター・農学部獣医学科 乗峰潤三教授、獣医学科 三苫修也研究員らと、英国のパーブライト研究所の研究者らが共同研究で、細胞性免疫が認識する口蹄疫ウイルスの部位を新たに同定

宮崎大学(産業動物防疫リサーチセンター・農学部獣医学科 乗峰潤三教授、獣医学科 三苫修也研究員ら)と英国のパーブライト研究所の研究者らが共同研究で、細胞性免疫が認識する口蹄疫ウイルスの部位を新たに同定しました。この同定には牛で初めて牛MHCクラスIIテトラマーという技術が使われることで可能となりました。また、彼らは口蹄疫ウイルス特異的な免疫細胞が口蹄疫ワクチン接種から4年以上経過した牛に存在することを証明しました。これは口蹄疫ワクチン接種による免疫効果が、長期間維持できていたことを示唆するものです。これらの結果は、国際雑誌Immunologyに掲載されています。

Mitoma et al., 2021. Immunology. DOI:10.1111/imm.13367

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