学科概要

生命・食料・環境問題を解決したい!!
そんなあなたには応用生物科学科がぴったり

宮崎大学農学部応用生物科学科は、21世紀における生命・食料・環境問題を解決するために、先端的・独創的な科学技術の発展に寄与できる創造性と問題解決能力を備えた人材と国際化・情報化に対応できる人材の育成を目指しています。「化学」と「生物」に関連する幅広い知識、バイオサイエンス分野の先端技術を身につけることができます。学んだ知識・技術を農業、食品などの産業における問題解決のために応用できる能力を養えます。

求める学生像

応用生物科学科ではバイオサイエンス分野の先端技術の獲得、食品機能の探求や環境保全に対して熱意をもって取り組み、動植物や微生物がもつ機能とその利用に対する深い関心をもち、応用生物科学分野における課題解決能力と倫理観を有する、また、学修を通して獲得した知識・スキル・行動力を応用生物科学分野の技術者として社会に還元することのできる人材の育成を目標としています。

そこで、応用生物科学科では次のような人材を求めています。

  1. 自然科学に対する強い興味と探求心をもっている人(学問への関心)
  2. 自然科学に関係する科目(理科や数学)、英語などの基礎学力を備えている人(知識・理解)
  3. 自然科学をはじめ、世の中の様々な事柄をよく観察して深く考察し、それを表現する力をもっている人(思考力、表現力)
  4. 学業をはじめ、学校内外の活動に、積極的に取り組もうとする人(主体性)
  5. 学業や学校内外の活動をはじめ、様々な場面において、他者との協力を厭わない人間性をもつ人(協働性)

応用生物科学科で卒業までに身につける能力

  1. 文化、社会、自然、地域の理解:人類の文化、社会、自然及び地域に関する知識を理解できる。
  2. 農学に関する基礎知識:農学に関する基礎知識を有し、社会で活用できる。
  3. 数学および自然科学に関する基礎知識:数学および化学、生物などの自然科学について理解し、応用できる。
  4. 応用生物科学に関する知識:応用生物化学・微生物機能開発学・植物機能科学・食品科学・動物資源科学の 5 分野に関する基礎および専門知識を理解し、それを問題解決に応用できる。
  5. 技術者の社会的責任に関する理解:応用生物科学の知識・技術が社会に及ぼす影響を認識し、技術者として必要な責任ある判断と行動について考えることができる。
  6. 制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる力:応用生物科学に関する課題解決のための筋道をデザインし、自立して仕事を計画的に進め、期限内に終えることができる。

沿革

応用生物科学科は、旧農業化学科、旧生物資源利用学科、旧応用生物科学科を経て、平成22年4月から現在の体制となっています。

昭和24年5月 「国立学校設置法」(昭和24年法律第150号)の公布により宮崎大学農学部設置(農学科、林学科、畜産学科、獣医学科、農業化学科)
昭和31年4月 農学専攻科設置(農学、林学、畜産学、獣医学、農業化学、水産学)
昭和42年6月 宮崎大学大学院 農学研究科修士課程設置(農学、林学、畜産学、獣医学、農業化学、農業工学)、農学専攻科廃止
昭和63年4月 鹿児島大学大学院連合農学研究科(博士課程)が設置され、農学部が構成大学となる
平成元年4月 農学部(獣医学科を除く)農学科、林学科、畜産学科、農業化学科、水産増殖学科、農業工学科、草地学科の7学科を改組し、農林生産学科、生物資源利用学科、動物生産学科の3学科に再編
平成5年4月 宮崎大学大学院 農学研究科修士課程農学専攻、林学専攻、畜産学専攻、農業化学専攻、水産増殖学専攻、農業工学専攻、草地学専攻の7専攻を改組し、農林生産学専攻、生物資源利用学専攻、動物生産学専攻の3専攻に再編
平成12年4月 農学部(獣医学科を除く)農林生産学科、生物資源利用学科、動物生産学科の3学科を改組し、食料生産科学科、生物環境科学科、地域農業システム学科、応用生物科学科の4学科に再編
平成17年4月 宮崎大学大学院農学研究科修士課程農林生産学専攻、生物資源利用学専攻、動物生産学専攻の3専攻を改組し、生物生産科学専攻、地域資源管理科学専攻、森林草地環境科学専攻、水産科学専攻、応用生物科学専攻の5専攻に再編
平成19年4月 宮崎大学大学院農学工学総合研究科(博士課程)が開設される
平成22年4月 農学部(獣医学科、食料生産科学科、生物環境科学科、地域農業システム学科、応用生物科学科)を改組し、植物生産環境科学科、森林緑地環境科学科、応用生物科学科、海洋生物環境学科、畜産草地科学科、獣医学科の6学科に再編
平成26年4月 宮崎大学大学院農学研究科修士課程生物生産科学専攻、地域資源管理科学専攻、森林草地環境科学専攻、水産科学専攻、応用生物科学専攻の5専攻を改組し、農学専攻の1専攻6コース(植物生産環境科学コース・森林緑地環境科学コース・応用生物科学コース・海洋生物環境科学コース・畜産草地科学コース・農学国際コース)に再編


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