応用生物科学科のカリキュラムは、学年進行に従って、基礎から専門へとスムーズに進んでいけるように組み立てられています。4年間の教育プログラムにより、生命・食料・環境分野のスペシャリストを養成します。
1年次、2年次では、基礎教育科目と並行して、専門の基盤となる講義と実験、3年次では、生命・食料・環境を網羅する各分野のより専門性の高い講義と実験、4年次では、課題探求型教育の集大成として卒業論文研究に取り組みます。
下記の図は応用生物科学科の教育プログラムの流れを、わかりやすく示したものです。大学院進学や卒業するまでには、学年進行に沿って、基礎から応用へと理解しやすいカリキュラムになっています。
応用生物科学科では、「生命・食料・環境問題を解決するために生物や食品に潜む機能をいかに活用するか」というテーマを中心に課題探求型の教育研究システムを用意しています。科目間の有機的な連携も特徴的な取組の1つです。
例えば、
食品化学⇔食品製造学⇔畜産食品製造学⇔水産食品製造学⇔農産食品製造学⇔食品保蔵化学⇔食品衛生学
食品製造学・衛生化学実験
応用生物科学科を卒業した者には、「毒物劇物取扱責任者」の資格が与えられます。また、「甲種危険物取扱者」の受験資格が得られます。さらに、所定の単位を取得および申請により「食品衛生管理者および食品衛生監視員」、「高等学校一種免許状(理科・農業)」、「学芸員」の資格を取得できます。
取得可能資格には、卒業と同時に取得できるもの、必要な科目の単位の修得が必要なものなど資格により様々です。
必修 | 選択 | |
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1年次 | 基礎化学 | 基礎植物学 |
基礎遺伝学 | 基礎動物学 | |
基礎微生物学 | スマートアグリ入門 | |
生命化学概論 | ||
有機化学 | ||
無機化学 | ||
生物化学I | ||
生物学実験 | ||
必修 | 選択 | |
2年次 | 物理化学 | |
分析化学 | ||
生物有機化学 | ||
食品化学 | ||
生物化学II | ||
食品製造学 | ||
酵素化学 | ||
土壌肥料学 | ||
植物遺伝・育種学 | ||
微生物化学 | ||
分析化学実験 | ||
微生物学実験 | ||
有機化学実験 | ||
生物化学実験 | ||
必修 | 選択 | |
3年次 | 栄養化学 | 細胞工学 |
食品衛生学 | 植物遺伝資源学 | |
食品保蔵化学 | 公衆衛生学 | |
技術者倫理 | 畜産食品製造学 | |
化学英語I | 水産食品製造学 | |
化学英語II | 植物栄養生化学 | |
入門セミナーI | 食品工学 | |
入門セミナーII | 農産食品製造学 | |
生物工学実験 | 遺伝子工学 | |
応用生物化学実験 | 微生物機能開発学 | |
食品製造学・衛生化学実験 | 植物生理学 | |
畜産食品科学 | ||
生物機能科学実験 | ||
食品機能化学実験 | ||
学外研修 | ||
宮崎の地域活性化演習 | ||
必修 | 選択 | |
4年次 | 卒業論文 | バイオサイエンス |
科学英語 |
※各履修科目に対応したディプロマポリシーにおける学習・教育目標中の位置付けを一覧にしたポートフォリオは下記からダウンロードすることができます。
H30年度入学生 | R1年度入学生 | R2年度入学生 |
R3年度入学生 | R4年度入学生 | R5年度入学生 |