卒業生からのメッセージ

宮崎県警察本部刑事部科学捜査研究所

平島 紘子さん(平成21年 大学院修了)

平島 紘子さん

刑事ドラマが大好きな私は、憧れていた「科捜研の女」として現在働いています。科捜研法医係として主にDNA型鑑定を行っており、大学で学んだバイオテクノロジーに関する知識と技術が存分に活かせる職場です。大学では、多岐にわたる分野に関する知識と技術だけでなく、問題に直面した時に自分で考えて解決すること、研究を進めるための計画を立てること、研究で得られた結果をまとめ、論理的に分かりやすく人に説明することを学びました。いずれも社会人に必要不可欠なスキルです。
応用生物科学科で素晴らしい先生方や大切な友人たちと出会い、共に研究に励んだ日々は、私の人生の中で最も成長できた時間であり、今の私の礎となっています。

アサヒグループ食品株式会社

横山 真梨乃さん(平成24年 卒業)

横山 真梨乃さん

応用生物科学科では、生命や自然という、正解のない分野を相手に、主体的に課題を発見し、筋道を立てて解明するための基礎力と、応用しようとする姿勢を学ぶことができました。
私は今、食品メーカーで開発の仕事に携わっています。他社よりも品質の高い新製品を作り出すことが期待される仕事です。新しいものを作り出すことは、答えのない、しかし間違いの許されない挑戦です。学科で学んだ基礎知識をベースに、研究室で培ったロジカルな考え方や課題に挑む姿勢を、社会で有効に役立てています。

宮崎県庁

松浦 祥太さん(平成26年 大学院修了)

松浦 祥太さん

現在は西諸県農業改良普及センターで果樹担当の普及員として勤務しています。大学時代は、土壌肥料研究室に所属していましたが、そのとき学んだ土壌分析の知識と技術は、果樹に限らず、野菜、米、花等の全ての農作物において必須の能力であり、非常に役に立っています。
また、応用生物科学科は様々な分野の研究室があるため、自分の考えていることや伝えたいことを相手にどれだけわかりやすく伝えることができるかという点が重要であり、そこで得たプレゼンテーション能力は、関係機関や生産者の前で講習会等を行う機会が多い現在の職場において、とても大きな財産となっています。


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