自分は、がん細胞に食品成分を添加して、その細胞中にある様々なタンパク質の発現量を比較することでその食品成分の機能性を評価及び解明するという研究を行っています。細胞を扱う学生実験の際に得られた、オートピペッターなどの専用器具の使い方や、培養を行う際の留意点などの知識を現在の自分の研究に生かせています。
私は、焼酎粕から単離した株の特徴付けに関して微生物燃料電池や鉄培地を用いて研究しています。研究室では3年生までに座学で学んだ知識や学生実験で得た手法を実践することが出来ます。また、研究室の先輩方のアドバイスを頂きながら日々新しい知識や手法を学びながら研究に取り組むことで更に研究への関心を高めています。
私は、-196℃の液体窒素中で生物を長期保存する存法を行いて、ラン科の絶滅危惧植物の保存を試みています。講義の中で手法の特徴やメカニズムを学んでいたため、実際の実験を行なうときに全体のイメージがつかみやすかったです。また、学生実験において、基礎的な実験手法を幅広く学ぶことができたので、スムーズに自分の研究に入ることができました。