2021.12.02 掲載
國武教授(植物遺伝育種学研究室)らの研究成果が、Agronomy誌に掲載されました。
本論文では、日本が誇るカンキツのひとつである温州みかんの珠心胚にコルヒチン処理することで、同質四倍体の系統を育成し、その果実の評価を行い、雌雄の稔性を詳細に評価したことを報告しています。
特に、四倍体と二倍体を交雑し、種なしになる可能性が高い三倍体を育成しました。
今後、これからの三倍体の育種的な評価の行方が期待されます。
Sudo M, Yasuda K, Yahata M, Sato M, Tominaga A, Mukai H, Ma G, Kato M, Kunitake H (2021) Morphological Characteristics,Fruit Qualities and Evaluation of Reproductive Functions in Autotetraploid Satsuma Mandarin (Citrus unshiu Marcow.). Agronomy 11:2441.