榊原(啓)教授らの研究成果が学術雑誌に掲載されました

榊原(啓)教授栄養化学研究室らの研究成果がMolecules誌に掲載されました。

「マウスは油が好き?」という話を聞いたことがあるかもしれません。本研究では,由来の異なる油をマウスに選択させると,選択性が高まる油があること,同じ含量の油を摂取していても由来の異なる油間では過体重の程度が異なること,さらに魚油の摂取量は少ないが,その大部分が活動期の最後に集中していること,そして,少量であっても活動期の最後に魚油を摂取すると体内の多価不飽和脂肪酸含量が高まることを見出しました。今後の脂質研究の進展につなげていきたいと考えています。

Matsuzaka H, Matsuyama H, Tanaka W, Tajiri H, Sakakibara H (2022) Selective Consumption of Fish Oil at End of the Day Increases the Physiological Fatty Acid Compositions of Eicosapentaenoic Acid and Docosahexaenoic Acid in Mice. Molecules 27(4): 1271.


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