佐伯教授、山本准教授らの研究成果が学術雑誌に掲載されました

佐伯教授、山本准教授(土壌肥料学研究室)らの研究成果が、Forensic Science International誌に掲載されました。

法科学では、入手した証拠から容疑者のDNAを検出することが重要です。屋外の犯罪現場では、その証拠が土壌と混ざっている可能性がありますが、土壌はDNA抽出を阻害します。土壌微生物学分野では、微生物群集を解析するため土壌からDNAを直接抽出する必要があることから、本研究では法科学分野においてこの技術が適用できるか検証しました。

解析の結果、抽出時の添加試薬として、ウシ血清アルブミンを使用することでDNAの抽出効率を高めることを明らかにしました。

Hirashima H, Hisazumi R, Mason MLT, Yamamoto A, Saeki Y (2022) Development of an effective method of human DNA extraction from soil as forensic evidence. Forensic Science International. 335: 111284.


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