2021.05.12 掲載

植物病理学研究室の太田江美さん（博士課程1年）の論文がBritish Society for Plant Pathology （英国植物病理学会）の学術専門誌Plant Pathologyに掲載されました。

本論文では施設栽培イチゴへのUV照射によって誘導される植物病害抵抗性に関し、指標遺伝子による抵抗性評価法を確立し、さらにUV照射がイチゴうどんこ病防除に有効であることを示しました。 UV照射のみの無農薬栽培でうどんこ病抑制に成功しています。 詳細は以下のとおりです。

Emi Ota, Fumihiro Nishimura, Mitsutaka Mori, Masaya Tanaka, Takeshi Kanto, Munetaka Hosokawa, Masahiro Osakabe, Mamoru Satou, Minoru Takeshita (2021) Up-regulation of pathogenesis-related genes in strawberry leaves treated with powdery mildew-suppressing ultraviolet irradiation. Plant Pathology DOI: 10.1111/ppa.13384