本学科の園芸利用学研究室(圖師研究室)の研究成果がEnvironmental Control in Biology誌 に掲載されました。

トマトの光環境とアスコルビン酸(ビタミンC)含量の関連性は十分に明らかにされていません。そこで、トマト果実を光のある条件と光のない条件で育てて、アスコルビン酸含量と関連する酵素活性を測定し、アスコルビン酸含量を高めるには光が重要であることを明らかにしました。光がたくさん当たったトマトはおいしそうなイメージがありますが、アスコルビン酸含量も多いことが分かります。トマトを栽培するときは果実に光を良く当てるようにするとよいですね。

Zushi, K., Suehara, C., Shirai, M., 2024. Light/darkness-controlled ascorbic acid and antioxidant system in in vitro and intact fruits of different tomato cultivars. Environ. Control Biol. 62, 49-56.
https://doi.org/10.2525/ecb.62.49


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