安達准教授らの研究成果が学術雑誌に掲載されました
安達准教授(応用昆虫学研究室)らの研究成果が、Zootaxaに掲載されました。
フタテンミドリヒメヨコバイ(Amrasca biguttula)は、オクラやハイビスカスなどのアオイ科植物やワタやナスなどのナス科植物を加害する害虫で、国内外で分布を広げています。本研究では、宮崎市の道の駅フェニックスおよびオクラ栽培農家の協力を得て、本害虫とその天敵候補種を捕獲後、DNA解析などを用いて天敵(益虫)である寄生蜂種(Aphelopus nivealis)を明らかにしました。
本害虫は海外でも大きな問題となっているため、今回得られた知見は国内の農業被害軽減だけではなく、海外における害虫対策への活用も期待されます。なお、本調査は共同第一著者である本学の卒論生(本藤渚氏)が主に実施しました。さらに、寄生蜂分類の専門家である九州大学の三田敏治准教授およびカリフォルニア大学リバーサイド校のSerguei V. Triapitsyn博士の多大なる協力を得て、論文化に至りました。
Mita T, Hondo N, Triapitsyn SV, Adachi-Hagimori T (2026) Aphelopus nivealis (Hymenoptera: Dryinidae), a newly recorded parasitoid of Amrasca biguttula (Hemiptera: Cicadellidae), with description of a new species of Aphelopus from Japan. Zootaxa 5869: 81-92.
論文のURL: https://mapress.com/zt/article/view/zootaxa.5869.1.6