目次
はじめに
みなさん、こんにちは! 宮崎・学生ビジネスプランコンテスト運営の松山です。
7月7日(火)に開催された、ビジネスプラン作成講座の理解編のポイントをまとめてみました!
応募期間まであと少ししかなくて、迷ってるあなたもこれを読んで、まずは応募してみましょう!
ビジネスプランコンテストに応募するには、まず事業計画書が必要になりますが、それを書く前に自分のアイデアを仕上げていかなければなりません。
ここでは、事業計画書の書き方とアイデアからビジネスプランにするまでのポイントをまとめていきます!
そもそも「事業計画書」とは?
事業計画の定義は、以下のように定義されます。
事業計画は事業の達成目的、目標、達成する計画・過程を示した公式のステートメント(声明)またはその文書のこと。
(wikipediaより参照)
ここでは「その文書」が「事業計画書」になります。
事業計画書の内容とは?
宮崎・学生ビジネスプランコンテストの事業計画書の内容は、以下の通りです。

1番重要なのが、事業計画書の最初の項目である、ビジネスプランの概要を簡潔に(150文字程度)文章でまとめること!
「誰に、何を、どのように提供するか」をまとめ、審査員の興味を引くように書いてみましょう。その中で、「新規性・革新性・優位性・実現可能性・市場性」が分かりやすく盛り込まれているとなお良し!
審査員の想像が付きにくく、着眼点がマニアックであると面白いと思ってもらえるかも・・・!?
また、事業計画書を考える上で悩むのが売上・利益計画と資金計画です。
とりあえず売上・利益計画は四則演算です!シンプルな計算で考えてみましょう。
迷ったら過去の出場者の事業計画書を参考にしてみてください!
資金計画に関しては、進んでからアドバイザーを用意してありますので、相談してみてください!
過去出場者の事業計画書はこちら:虎の巻「過去大会報告書」大公開!
テーマの選び方
まずは、誰かの痛み・不満・不安・不便を見つけるところから始めてみましょう。
自分や身近な人のことでもいいですし、思いついたけど遠くて痛みがイメージできなければ、実際に見たり、聞いたり、試してみると新たな気づきを得ることができるかもしれません。
誰のために何を作るのか
前述したように、ビジネスプランのテーマは誰かの痛み・不満・不安・不便を見つけるところから始まります。
そして、次にそのプランで誰のために何を作るのかを考えなければなりません。
ここでのポイントを以下にまとめています!
- ペイン(痛み)やイノベーション(革新)はどこにあるのか?
- ペインを抱えている、もしくはイノベーションを求めるユーザー像(お客様)はどのような人か?
→商品やサービスを利用するターゲットの顧客モデル(ペルソナ)を考えてみる - 既存(競合)サービスでは、なぜ改善されないのか?
- ペルソナを中心に想定される最大ユーザー数はどのくらいなのか?
- 最大ユーザー数から見えてくる市場規模は?
- 熱心に使ってくれるユーザーはいるか?
- 広めてくれるユーザーはいるか?
いくらで売って儲けるのか
ビジネスモデルは3種類と2つ(3つ)の相手の組み合わせになります。

その中で、変動費が多いモデルか、収益逓増モデルかの2つに分けられます。
・収益逓増モデル
コストと売上が比例しない、収益率が非常に高いビジネスモデルのことです。
Ex)ネットコンテンツ、アプリなど
・変動費が多いモデル
固定費が少なくて、商品・サービスが売れるときに発生する費用が多いビジネスモデルのことです。
Ex)タピオカ店、ラーメン店など
そして、考えなければいけないポイントはココ!
- 料金を払う人とサービス受益者が一致しているのか?
- ペルソナにあった価格政策か?
→お客様に合った金額になっているか? - 原価構造などを考慮し、どのくらいが利益の出る価格か?
→仕組みを考えてみる - 一定の事業規模になるには、どのくらい売る必要があるのか計算してみる。
売るための準備をどうするのか
- 顧客との接点はどこか、どんな体験をして欲しいか?
→お客様はどこにいて、買う&申し込むポイントはどこか? - カスタマーサポートとカスタマーサクセス
→お客様に(が)商品を届ける(使う)までどんな流れか? - サービスの品質を上げるために必要なことは?
- どの指標(KPI)を追うべきか?
Ex)チャーンレート、粗利率、GMV、PV、UUなど
つまり、売るための準備で、流れを数字で追いかけられるようになる必要があります!
どうやって売るのか
- お客様には、どこで知ってもらい、理解してもらうか?
- どういうクリエイティブで訴求するか?
- 営業は、お客様に使っていただくまでの流れを細かく考えてみる。
提案→説明→お試し→契約→継続 - お客様に契約&買ってもらうまでに、どのくらいの費用(手間)がかかる?
- お客様との長期的な関係を築くには?
Ex)ポイント制度、リピート施策、リテンション施策、記念日など - ブランド・ロイヤリティを確立するためには?
→お客様に大好きになってもらう
これらのことを考えて、ようやくお客様にサービスを提供することができます!
以上が、「ビジネスプラン作成講座~理解編~」で説明されたポイントです。
いかがだったでしょうか?
これらのポイントを押さえれば、とりあえずビジネスプランは完成します!
あとはとりあえず書いてみるだけ!
分からないことがあれば、Twitter、InstagramのDMでお答えしますので、遠慮せずお聞きくださいね!
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それでは、オンライン上でお会いしましょう!