
本センターは平成17年4月に、高病原性鳥インフルエンザ等の鳥類から人に感染する人獣共通感染症への対策を確立する目的で設置されました。特に高病原性鳥インフルエンザについては、国内での出現予測、病原体の生態、病原性、遺伝子性状の解析などを行い、新たな流行防止対策の確立を図り、国内危機管理体制確立に寄与することを目的としています。
研究成果
- 伝播者の特定 = 感染経路の確立
- ウイルス、細菌の感染症・保持性の解明
- 新たな防遏対策の技術開発(抗ウイルス剤など)
- 国際サーベイランス体制の確立
社会貢献
- 病原体侵入防止最善策を全国に通達
- 感染病流行の警戒警報の発令
- 風評被害による経済混乱の除法
現在進行中の家畜防疫関連プロジェクト
- 農林水産省戦略的監視・診断体制整備推進委託事業
家畜伝染病診断体制強化・整備
- 農林水産省戦略的プロジェクト
家畜の伝染病の国内侵入と野生動物由来リスクの管理技術の開発
- 環境研究総合推進費プロジェクト
希少鳥類における鳥インフルエンザウイルス感染対策の確立
センター情報