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齊藤暁 准教授、ニパウイルス研究および診断試験に適したブタ由来細胞の樹立に成功

宮崎大学農学部獣医学領域の齊藤暁准教授(当センター兼任)と外国人研究員(当時)Hui Zhang 氏との研究チームは、 ニパウイルス(Nipah virus)の受容体として知られる Ephrin-B2 タンパク質をブタ由来PK-15細胞に安定的に発現させた新しい細胞株の樹立に成功しました。この細胞は通常のPK-15細胞と比べると1,000倍以上ニパウイルス感受性が高まっています。また、これまでウイルス分離や感染実験に広く用いられてきたVero細胞よりも30倍以上高いニパウイルス感受性を示すことから、感染症研究および診断分野での活用が期待されます。 本研究成果は、2025年11月17日にWiley社の国際学術誌『Microbiology and Immunology』で公開されました。

詳細は、宮崎大学ホームページ ニュースリリースをご覧ください。


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