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矢野 俊一 さん

2023年5月
持続可能な農業生産の”土壌”をつくる 農学工学総合研究科
資源環境科学専攻
持続生産科学教育コース 2年
矢野 俊一 さん

Q1あなたの研究テーマについて教えてください。

ダイズと根粒菌の共生窒素固定に関する研究を行っています。ダイズをはじめとするマメ科植物は土壌微生物である根粒菌と共生関係を構築することで、大気中の窒素を栄養源として利用することができます。共生窒素固定のメカニズムの解明や実際の農業の現場で応用することで収穫量の増加や窒素肥料の削減など持続可能な農業生産技術の開発を目標として研究を行っています。

Q2いつ頃から大学院博士後期課程への進学を意識しましたか?

大学入学時から博士後期課程への進学に関して漠然と意識していました。修士課程在学中に就職活動を行いましたが、現在行っている研究により興味を持ったと同時に本支援プログラムの存在を知り、博士後期課程への進学を決意しました。また、私が学部時代から所属している研究室に博士課程の学生が多数所属していたことも、進学を決断したきっかけの一つです。

Q3大学院博士後期課程での学生生活について教えてください。

基本的には研究室で自分自身の研究を行うことを軸としていますが、他の研究室の人とも積極的にコミュニケーションをとることを意識しており、実際に実験を教えることもあります。また、空いた時間には気分転換の為に運動するなど、メリハリを意識した学生生活を行っています。

Q4次世代研究者挑戦的研究プログラムに採用後、何か変わりましたか?

研究費をいただけるようになり、予算の使い方に責任を感じると同時に、国内外の研究者との共同研究や自分自身がチャレンジしたいことに支出できるようになりました。また、他分野の学生との研究報告会や交流会など本プログラムの様々なイベントを通じて、私自身様々な視点を持てるようになったと思います。

Q5将来の目標について教えてください。

安定的な食糧生産は私たちが生きていく上で重要な課題の一つと言えると思います。現在行っている研究が実際に私たちの日常生活に寄与することができるのがいつになるかはわかりませんが、今後も共生窒素固定に関する基礎研究を続けていきたいと考えています。

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