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玉井 荘一郎 さん

2023年9月
安心・安全な水環境の創出を目指して 農学工学総合研究科
資源環境科学専攻
環境共生科学教育コース 1年
玉井 荘一郎 さん

Q1あなたの研究テーマについて教えてください。

水環境中において,細菌が形質転換と呼ばれるシステムによって自分の遺伝子を受け渡しあう機構の解明を目的として実験を行っています。形質転換は,抗菌薬の効かない薬剤耐性菌や人間に重篤な症状を引き起こす病原細菌の発生に関連していますが,水環境中での実態は明らかになっていません。そこで,水環境における未知のリスクを明らかにするため,日々研究を行っております。

Q2いつ頃から大学院博士後期課程への進学を意識しましたか?

修士課程の一年次に博士課程の進学を志しました。日々研究を重ねる中で,更なるスキルを獲得し,安心安全な水環境・水資源の創出に寄与したいという意識が芽生え,担当教員である鈴木祥広教授の強い後押しもあり,博士課程に進学しました。

Q3大学院博士後期課程での学生生活について教えてください。

博士課程に進学し,時間的余裕が増えたため,心ゆくまで研究活動に従事しています。根を詰めすぎたり忙しいタイミングもありますが,研究室の飲み会や後輩と遊んでリフレッシュをして,バランスの取れた学生生活を送れています。

Q4次世代研究者挑戦的研究プログラムに採用後、何か変わりましたか?

助成金の支給によって博士課程3年間の経済的不安が取り除かれました。そのおかげで,アルバイトの量を減らすことができ,研究に打ち込める時間も増え,モチベーションのアップにつながりました。今後も責任感を持って研究活動に取り組みます。

Q5将来の目標について教えてください。

水は人類の生活に欠かせないものであり,需要がなくなることはあり得ません。したがって,水の持続可能性を維持する技術者・研究者は必要不可欠な存在であると考えています。水環境が抱えている様々な問題の解決に貢献できるような人材を目指して,日々努力を積み重ねていきたいと思います。

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