今年度から1年生対象のPBLⅠを開講しました。

　PBLとは、グループ単位で地域社会の問題解決手法の立案、提案、実践のプロセスとマネジメントを実際の活動を通じて学ぶプロジェクト実践学習の科目です。都農町寄附講座では、2~3年生対象のPBLⅡに加え、今年度から1年生を対象としたPBLⅠを開講しました。

　PBLⅠは31名の1年生が履修しています。初の現地実習として5月14日、都農町中心市街活性化プロジェクトのひとつである「みちくさ市」に30名が参加し、店舗補助、ゲーム支援、来場者アンケート、来場者数測定など運営支援を行いました。初めて都農町を訪れる学生がほとんどで、町の人やまちづくりの様子を感じる良い機会になりました。

　この日のみちくさ市は、通りの名前決定セレモニー、パターゴルフ大会、母の日の押し花しおりづくりのイベントの他、フードドリンクや生花店、雑貨店などの出店や、子どもの遊び場があり、子どもからお年寄りまで来場者が楽しむ場が作られていました。学生たちは各持ち場での出店者、来場者とのコミュニケーションの中で気づいたことや提案などをレポートにまとめ、主催者にフィードバックします。

　PBLⅠでは今後1年間を通して、プロジェクト毎にチームをつくり、都農町における各実践活動の中で学びを深めていきます。