- 2025.3.28
- お知らせ
3/19 5年次報告会を開催し、報告レポート冊子を発行しました。

令和7年3月19日(水)、令和2年4月に宮崎大学に設立された都農町寄附講座が5年次総括報告会を都農町役場にて開催しました。町内関係者が19名、大学関係者は学長はじめ20名が会場に参加しました。
寄附講座は地域資源創成学部の地域経営学講座、医学部の地域包括ケア・総合診療医学講座の2講座が開設されており、それぞれ5年間の町内での活動について、各講座の教員が報告書冊子に沿って発表しました。
地域経営学講座の瀬川准教授からは、学部生の都農町来訪者数がコロナ禍を経て令和4年度以降大幅に増加し、学部生のほぼ全員が都農町で学ぶ授業体制が整っていることが説明され、必修授業や地域探索実習での取組に加え、令和4年度以降に活発化したPBL(Project-Based Learning)授業での学生活動が紹介されました。さらに、ゼミ活動と卒業研究を通じて、町のさまざまな課題に対する学生の取組についても述べられました。また、根岸地域資源創成学部長からは、今後の方針として、新たな取組である都農町長期総合計画への関与や、講座活動を通じた地域の未来を担う人材輩出の展望について説明がありました。

報告会終了後、会場では学生の学びの成果であるポスターや地域資源マップなど約40点が展示され、町民の方や役場職員が見学に訪れました。

報告会では5年次報告レポート冊子を配布しました。同レポートは町民の皆様にも広くご覧いただけるよう、自治会長会、老人会、商工会総会など主要な町内会合の際に配布を予定しています。以下のリンクからも内容をご覧いただけます。

医学部寄附講座、その他の受託研究の報告についてはこちらから大学HPの記事をご参照ください。
宮崎大学都農町寄附講座は、両講座ともに令和7年度から2年間の継続が決定しており、引き続き寄附講座を通じて都農町と共に相互発展できるよう、教育研究を進めていく予定です。