2025年11月19日
お知らせ最新
ニパウイルス研究および診断試験に適したブタ由来細胞の樹立に成功!
ニパウイルス研究および診断試験に適したブタ由来細胞の樹立に成功
~ウイルス分離やワクチン開発に貢献する新たな細胞ツール~
宮崎大学農学部獣医学領域、外国人研究員(当時)Hui Zhang 氏と齊藤暁准教授との研究チームは、ニパウイルス(Nipah virus)の受容体として知られる Ephrin-B2 タンパク質をブタ由来PK-15細胞に安定的に発現させた新しい細胞株の樹立に成功しました。この細胞は通常のPK-15細胞と比べると1,000倍以上ニパウイルス感受性が高まっています。また、これまでウイルス分離や感染実験に広く用いられてきたVero細胞よりも30倍以上高いニパウイルス感受性を示すことから、感染症研究および診断分野での活用が期待されます。
詳しくは、こちら