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林雅弘教授と平野智也准教授が学長へ受賞報告を行いました

令和5年412日(水)、「第2SBIRアグリフードピッチ ビジネス構想優秀賞」を受賞した林雅弘教授(海洋生物環境学科)、「日本育種学会賞」を受賞した平野智也准教授(応用生物科学科)が、このたびの受賞について鮫島学長、片岡理事(研究・企画担当)へ報告しました。各賞の詳細については次の通りです。

◇第2回SBIRアグリフードピッチ ビジネス構想優秀賞
生研支援センター「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」に採択されたアクセラプログラムに取り組むスタートアップ等が集い、農林水産分野の最新技術やビジネスプランを発表するAgriFood SBIRピッチにおいて、林教授は「海洋微生物ラビリンチュラの魚粉/魚油代替水産飼料素材への事業化」という研究題目で発表。ラビリンチュラを魚粉および魚油の代替として使用できる環境を業界全体にむけて社会実装し、業界全体の代替飼料のリーダーシップを目指すことを提示しました。

▼海洋生物環境学科の林雅弘先生がAgriFood SBIRピッチ2023でビジネス構想優秀賞を受賞(2023.3.10)
https://www.miyazaki-u.ac.jp/agr/news/award/agrifood-sbir2023.html

◇日本育種学会賞
理化学研究所仁科加速器科学研究センターイオン育種研究開発室の阿部知子室長、福井県立大学生物資源学部の風間裕介教授、平野准教授の研究グループは、イオンビーム(重粒子線)を植物に照射する育種技術の基礎を確立し、そのゲノムへの影響を確認するとともに、重イオンビーム育種技術において最適な照射法を提案する「テーラーメイド変異誘発技術」により、効率的な変異誘発技術を提供。加えて、これまでに多くの新品種や有用系統の育成に貢献したことから、これらの業績「重イオンビームに依る育種技術の開発」が評価されての受賞となりました。日本育種学会賞は優れた業績に対して授与される権威ある賞です。

▼平野准教授らの研究グループが日本育種学会賞を受賞(2023.3.22)
https://www.miyazaki-u.ac.jp/abs/news/2023/03/post-67.html

受賞報告では、「最優秀賞を目指してエビデンスの取得に励みたい」(林教授)、「(研究成果を)宮崎に還元できるようにしたい」(平野准教授)との抱負が述べられました。

お二人の研究の今後より一層のご活躍を期待しています。

230412_1.jpg△前列:左から片岡理事、平野准教授、林教授、鮫島学長
後列:左から榊原啓之教授、國武学部長


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