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教育

教育・学習目標

本学科の教育プログラム【PHOENIX】は,以下のような能力を身に付けるために設定された学科の教育・学習目標です.

  • (P) Plan 社会の要求や制約に応えるため,自主的に計画して,それを継続的に実行できる能力を身に付ける.
  • (H) Harmony 人と機械との共存や機械と自然との調和を考えるための能力を身に付ける.
  • (O) Obligation 社会秩序や自然環境保護に対する技術者の責務を考える能力を身に付ける.
  • (E) Engineering 機械技術者としての工学の基礎および専門的知識を身に付ける.
  • (N) Nature 自然環境を維持するために,資源とエネルギーの有効利用を考える能力を身に付ける.
  • (I) Idea 自分のアイデアを実現できるデザイン能力およびそれを説明するコミュニケーション能力を身に付ける.
  • (X) eXamination 得られた成果を吟味し,まとめる能力を身に付ける.

教育内容

「人と自然に優しいものづくり」を目指す専門技術者を養成するため,以下の方針に基づいてカリキュラムを編成し,教育を実施します.

 教育課程の編成の方針

  • 1. 幅広く深い教養と基本的な学習能力の獲得のために,すべての学生が履修する共通教育カリキュラムとして,共通科目(大学入門セミナー,情報処理,外国語,保健・体育),主題科目(環境と生命,倫理と文化,現代社会の課題,自然の仕組み)と教養発展科目を設置します.
  • 2. 機械技術者として必要となる工学の基礎および機械工学の専門知識を体系的に学ぶために,工学基礎科目・専門科目を教育目標に即し段階的に設置します.
  • 3. 身に付けた知識や技能を統合し,自分のアイデアを実現するデザイン能力や問題解決能力を育成するために,実験,実習,卒業研究等の科目を設置します.
  • 4. 論理的な記述力,口頭発表力などコニュニケーション能力を育成する科目を設置します.
  • 5. 人と機械の共存,機械と自然との調和,資源とエネルギーの有効利用などを考える能力を育成するための科目を配置します.
  • 6. 社会秩序や自然環境保護に対する技術者の責務を考える能力を育成する科目を配置します.

  実施の方針

  • 7. 各授業科目について,シラバスで到達目標,授業計画,成績評価基準・方法を明確にし,周知します.
  • 8. 実験,実習,設計などの実践的な教育方法を積極的に取り入れ,身に付けた専門的知識を活用・応用できるよう指導を行います.
  • 9. 履修カルテにより,学習成果に基づいた指導を行います.
  • 10. 成績評価基準,方法に基づき厳格な評価を行います.

機械設計システム工学科の主な専門教育科目

  • 1年次 
    数学解析Ⅰ・Ⅱ,線形代数,力学,3Dモデリング入門,機械製図基礎,機械創造実習など
  • 2年次 
    数学解析Ⅲ,応用数学,材料力学,機械力学,機械設計工学,熱力学,流体力学基礎,加工システム実習,基礎物理学実験など
  • 3年次 
    工学英語,応用機械設計製図,振動工学,機械加工学,生産工学,流体力学,機械設計工学,生体力学,機械設計システム工学実験Ⅰ・Ⅱなど
  • 4年次 
    卒業研究,科学技術英語,機械設計システム工学特別講義など
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