社会のニーズを具現化する21世紀型の新しい「ものづくり」を目指して、「動く機械」に関する「科学と技術」のうち「動力伝達の要」となる機械部品の「設計と加工」について教育と研究を行っています。
産業廃棄物及び竹や木屑などの自然素材を再利用したエコマテリアルの開発、セラミックスのき裂進展特性の解明、金属薄膜を用いたセラミックスのき裂長さ測定法の開発、衝撃現象による機械部品の接合法の開発など。
機械振動の解析手法の開発、振動を利用した高性能混合装置の開発、高精度粉体供給装置の開発、機械振動の低減技術など機械の動力学(ダイナミクス)に関する研究。
視覚を利用した産業用ロボットの高機能化や特殊検査ロボットの開発、磁気センサやCCDなどを活用した自動計測に関する研究など。
ガソリンエンジンの性能向上のため実験を主体とした研究を行っている。具体的には、エンジン内ガス流速と熱損失の関係を求める研究や、エンジンを模した容器での流れと燃焼との関係を解明する研究などである。
研究のコンセプトとして「渦の働きとそのふるまい」を掲げて研究を行っている。具体的には、エアロトレインの翼まわりの流れや南九州地域特有のバイオマス燃料の燃焼への渦の利用等である。