お知らせ
2025年08月06日
研究活動

服部教授らの研究成果が学術雑誌に掲載されました

服部教授(健康生命化学研究室)らの研究成果がAllergy Medicine誌に掲載されました。本研究では、経皮感作による食物アレルギー発症の初期段階に着目し、重症化になる前の見過ごされがちな微妙な痒みについての発症メカニズムを明らかにしました。皮膚で生じる微細な反応を早期に検出することで、アナフィラキシーのような重篤なアレルギー反応への進行を防ぐことができる可能性があります。筆頭著者は黒木穣さん(2024年3月修士課程修了)です。

Kuroki Y, Mizuta N, Toyao C, Nishimoto S, Sato Y, Hattori H. Mild itching induced by food ingestion following epicutaneous sensitization. Allergy Medicine. 2025, Article 100063.