目次
はじめに
令和2年10月3日（土）、宮崎市民プラザオルブライトホールにて「令和２年度宮崎・学生ビジネスプランコンテスト 決勝プレゼンテーション」が開催されました。
決勝まで勝ち残った７組の学生たち。栄えあるグランプリを手にするのはどのチームなのか！？
この記事では、令和２年度みやざきビジコンが開催に至るまでの流れから「決勝プレゼンテーション」の1日についてまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください！
宮崎・学生ビジネスプランコンテストとは
決勝プレゼンテーションについて報告する前に、「宮崎・学生ビジネスプランコンテスト」とは何なのかについて、簡単にご説明します。
宮崎・学生ビジネスプランコンテストとは・・・
宮崎県の大学・短大・高専生を対象とした宮崎県最大規模のビジネスプランコンテスト、通称「みやざきビジコン」。
参加した学生がビジネスプランをつくりプレゼンし、その新規性や実現可能性、表現力を競うコンテストです。
コンテストまでの約４カ月間、宮崎銀行と連携した『アントレプレナーシップ教育講座』で、ゼロからでもチャレンジできる充実したサポートを提供します。
実はこのみやざきビジコン。昨年までは、「宮崎大学ビジネスプランコンテスト（通称：みやだいビジコン）」として、平成29年から宮崎大学生のみを対象に、３回開催していました。
■「みやだいビジコン」３回の歴史についてはコチラ
この「みやだいビジコン」が、宮崎県や高等教育コンソーシアム宮崎の協力を受けて生まれ変わったのが、令和２年度より開催しました「みやざきビジコン」なのです！
公募対象も宮崎県内の大学・短大・高専生に広がり、よりパワーアップさせていこう！！と思った矢先…
新型コロナウイルスの猛威！対面自粛！
一時はビジコンの開催自体が危ぶまれましたが、我々関係者はへこたれませんでした。
協議に協議を重ね…
応募学生と一度も直接会うことなく、「全ての教育プログラムをオンラインで実施」という全国でも異例の形式での開催に振り切ったのです！！
試行錯誤の日々！オンラインによる教育プログラム
学生のみなさんも、今年度はオンラインによる講義がメインとなり、はじめの頃は「画面共有って？」「やば、ミュート切り忘れてた…」など悪戦苦闘したことでしょう。
我々、みやざきビジコン事務局にとってもZoom、Webex、Teams、Google Meetなどなど…サービスの種類や微妙に違うシステムに、当初は頭を抱えました。（慣れてしまえば便利なんですけどね笑）
そんなオンラインによる説明会や講座にもどうにか慣れていく中、一番印象に残っている教育プログラムが、なんと言っても「オンライン合宿」です。
この合宿が、令和２年度みやざきビジコンの中でも最も印象に残っているという学生さんも多いのではないでしょうか。
「オンライン合宿」とは、その名の通り例年対面で開催していた、ビジネスプラン作成講座「チームづくり編」と「理解編」の２つの講座をオンライン上での１泊２日形式で開催するというとんでもプログラムでした！！
長時間画面と向き合い続けるのは少々疲れましたが、学年も大学も違う学生さんが、講座やオンラインカレー会、オンラインラジオ体操を通じて次第に仲良くなっていき、各大学が入り交じったチームを含め、複数のチームが生まれるきっかけとなり、非常によいプログラムとなりました！
その後も教育プログラムは続き、令和２年度は計２０組の応募がありました！
そして、１次審査「書類審査」、２次審査「プレゼンテーション審査」を経て、選ばれし７組のチームが最終審査である「決勝プレゼンテーション」に臨むこととなったのです。
そして決勝プレゼンテーションへ
いよいよ最終審査会である「決勝プレゼンテーション」がやってきました。
今大会では、決勝プレゼンまで全ての教育プログラムをオンラインで実施し、応募学生20組の中から、厳しい審査を突破した7組の学生が決勝に臨みました。
例年、会場となる宮崎市民プラザオルブライトホールには300名を越える多くのみなさまにご来場いただき、学生たちのプレゼンをご観覧いただいていたのですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、決勝プレゼンの様子をYouTubeにて生配信しました。
当日は初の試みにもかかわらず、総視聴者数は驚きの「1,497人」を記録しました。
ご視聴いただいたみなさま、本当にありがとうございました！
■まだ見てない方はコチラ
①ぺっとらべる～手ぶらでペットとキャンピングカー旅行～
1組目は、「ぺっとらべる～手ぶらでペットとキャンピングカー旅行～」
「ペットと一緒に旅行したい」そんな方にピッタリのプランを提案しました。
トップバッターでありながらも、堂々としたプレゼンを行いました。
②サス研｜サステナビリティ研究所～正しい知識で地球を救え～
2組目は、オンラインからの参加、「サス研｜サステナビリティ研究所～正しい知識で地球を救え～」
大学生が感じた環境問題を誰にでもわかりやすく発信するプランを提案しました。
自身の研究テーマを基に説得力のあるプレゼンでした。
③タイミンググッド～吃音者のQOL爆上げプロダクト！！～
3組目は、「タイミンググッド～吃音者のQOL爆上げプロダクト！！～」
吃音者に向けたマスク装着型プロダクト開発プランを提案しました。
自身の経験を基に発案した力強いプレゼンでした。
④ゴーダチーズ専門工房～多様な味から選べるゴーダチーズ屋さん～
4組目は、オンラインからの参加、「ゴーダチーズ専門工房～多様な味から選べるゴーダチーズ屋さん～」
宮崎でチーズ作りを始めるプランを提案しました。
実際に会場へチーズを持ってくるなど、チーズ愛にあふれたプランでした。
⑤リンク～福祉施設の思いを繋ぎたい～
5組目は、「リンク～福祉施設の思いを繋ぎたい～」
児童施設で働く経験を基に業務サポートアプリ開発を提案しました。
団結力と持ち前の明るさで場を盛り上げてくれました。
⑥幸福シェアハウス～一緒に住むことから見えること～
6組目は、「幸福シェアハウス～一緒に住むことから見えること～」
グローバルな社会でより良い社会を作るために、“シェアハウス”を通じたプランを提案しました。ビジコンを通してつながった決勝で唯一1年生だけのチームです。
⑦MOBILE FOOD～災害時食のリスクを解消する～スマホにスマート非常食
7組目は、「MOBILE FOOD～災害時食のリスクを解消する～スマホにスマート非常食」
大災害や日常生活など、いつでもどこでもスマホに入れて持ち運べる非常食のプランを提案しました。商品モデルを提示して、イメージの湧く魅力的なプレゼンでした。
以上の7組が今大会の決勝でプレゼンを行いました。
特別企画「ビジコン経験者トークセッション」
また、当日は過去大会出場の、株式会社Smolt代表取締役 上野 賢さんとPioneer Pork代表 有方 草太郎さんによる「ビジコン経験者トークセッション」が行われました。
当時のビジコンの経験や、彼らが立ち上げた企業までの道のりなど、普段聞くことのできないスペシャルトークで盛り上がりました！
■株式会社Smoltについてはコチラ
■Pioneer Porkについてはコチラ
結果発表！！
そして、厳正なる審査の結果、
令和2年度宮崎・学生ビジネスプランコンテスト グランプリに輝いたのは…
MOBILE FOOD～災害時食のリスクを解消する～スマホにスマート非常食
7組の中からグランプリを手にしたのは「MOBILE FOOD～災害時食のリスクを解消する～スマホにスマート非常食」の安藤彩夏さんでした！おめでとうございます！！
宮崎大学長賞を受賞したのは…
タイミンググッド～吃音者のQOL爆上げプロダクト！！～
上位賞の宮崎大学長賞を受賞したのは「タイミンググッド～吃音者のQOL爆上げプロダクト！！～」の西迫政人さんでした！おめでとうございます！！
宮崎銀行頭取賞を受賞したのは…
リンク～福祉施設の思いを繋ぎたい～
上位賞の宮崎銀行頭取賞を受賞したのは「リンク～福祉施設の思いを繋ぎたい～」の藤島旺志さん・栗坂明佳さん・今西美澪さんでした！おめでとうございます！！
おわりに
今大会はコロナ渦の中、オンライン開催という初の試みでしたが、多くのみなさんからご支援いただき、無事開催することができました。
本当にありがとうございました！！
▶決勝プレゼンライブ配信動画はコチラ
（https://www.youtube.com/watch?v=-DhBS9DFzf8&t=6913s）
▶オープニング動画はコチラ
（https://youtu.be/kiutx8qErlU）
▶審査結果発表動画はコチラ
（https://youtu.be/dTqP4j6g96U）