受験生のみなさんへ
光田コース長

レーザーによる森林の計測
サンショウウオ
森林環境持続性科学コースに興味を持っていただき、ありがとうございます。
このページにたどり着いたということは、森林やそこに棲む生物に興味があるということでしょうか?もしくは農林業に興味があるかもしれません。このコースでは、みなさんの興味を社会へとつなげる学びを提供します。
生物多様性条約や日本の国家生物多様性戦略では、2030年までに生物多様性の減少を止め、回復傾向へと導くこと(ネイチャーポジティブ)が目標とされています。これを受けて生物多様性を保護・回復しようとする様々な取り組みが始まっています。その中で生物多様性を正しく理解し、評価し、回復するための知識・技術をもった人材が必要とされています。実社会において、生物多様性の保護・回復と直接的に関わっているのが農林業です。我々の生活は農林業から得られる食糧や木材に大きく依存していますが、農林業は生物多様性に対してマイナスの影響を与えることが少なくありません。我々は生物多様性と農林業を対立的に捉えるのではなく、いかに調和させていくのかを大事にしています。
このコースではそのための知識・技術を提供します。例えば、コースで学ぶドローンを使って森林を計測する技術は、より効率的な木材生産のための森林情報と生き物の生息適地の両方を知るために必要です。今、社会ではこのような知識・技術をもって、現実の問題を解決できる人材を求めています。このコースで学び、それをネイチャーポジティブへ向けて社会で役立ててみませんか?具体的な就職先については、是非、コースのウェブページで確認してみてください。
ここまで、大学での学びとその後の進路について述べてきました。進学先を決める上で、それらが重要な情報であることは間違いありません。ただ、ここでもう一つ付け加えたいのが、大学で味わうフィールド体験の楽しさです。コースのカリキュラムでは様々な野外での実習があり、自然や農林業の現場にふれあう機会も多くあります。また、卒業研究ではなかなか入ることができない山奥でのフィールド調査も体験できます。普段の山登りやキャンプとは違ったディープな山歩きに興味はありませんか?大学ならでは体験を重視して、進学先を決めるというのもよいのではないでしょうか。
森林環境持続性科学コースのウェブページでは、どのようなカリキュラムになっているか、どのような就職先があるのか、そしてどのような研究が行われているのかが紹介されています。コースの空気を感じてみてください。大学の4年間を楽しめるかなと思ったみなさん、お待ちしております。
2025年12月
森林環境持続性科学コース コース長 光田 靖