多様な連携先

国際交流

ヨーロッパの大学との交流・研修

宮崎大学農学部は、本コースの教員が窓口となり、チェコのメンデル大学林業木材学部と学術交流協定を結んでいます。学生の希望者は、ドイツのロッテンブルク林業大学で行われる研修に参加すると共に、メンデル大学の演習林や学内施設の見学に行くことができます。日本とは全く違う林業のあり方や理念、専門教育にふれることができる大変有意義な機会になると学生からはとても好評です。

ドイツのロッテンブルク林業大学で行われる研修の様子
メンデル大学の演習林の見学を行っている様子

国立台湾大学との交流

2020年から、本コースの教員が窓口となり、国立台湾大学森林環境・資源学科と学術交流協定を結びました。

台湾演習林での集合写真
台湾演習林
台湾演習林に設置してある看板

その他コースと関係の深いもの

ブラウィジャヤ大学(インドネシア共和国)

森林伐採や森林劣化によるCO2排出を減らすための取り組み

熱帯地域における森林伐採や森林の劣化に伴うCO2の排出は、気候変動を考える上で、重要な問題です。今、世界では、REDD+(レッドプラス)という枠組みの中で、開発途上国における森林経営の支援が行われています。熱帯地域で現在急速に拡大しているゴムやオイルパームなどの単一樹種による人工林は、CO2の吸収に貢献しますが、地域の生活・文化や生物多様性を破壊する可能性があります。そこで、CO2の発生抑制、その地域に住む住民の収入向上、伝統的な文化の維持、および生物多様性のバランスを考えた森林管理手法を確立すべく研究を行っています。

森林の写真

世界の水問題解決に向けたJAXAとの共同研究

「水」は、森林や農地、地球環境や人間生活を考える上で、キーファクターの1つです。森林緑地環境科学科では、JAXA(宇宙航空研究開発機構)との共同で、GCOM-C衛星(しきさい)のデータを使って世界中の水資源をモニタリングする手法の開発を行っています。

水資源をモニタリングする手法の画像