2025年12月03日
研究結果
【研究】 澤田拓海君(竹下研)が優秀ポスター賞を受賞しました!
令和7年(2025年)10月30日に開催された第106回農業農村工学会九州沖縄支部講演会(熊本)において,大学院農学研究科修士2年生の澤田拓海くんが「ポスター賞」を受賞しました.
研究題目は,「酒米・山田錦における温水を用いた夜間掛流し灌漑の品質への影響」
昨今の気候変動で問題となっているお米の高温障害.酒米の王様とされる「山田錦」もまた登熟期の高温が原因と考えられる白未熟粒の発生率の上昇に苦しんでいる.そこである特定の条件を満たしたときのみ夜間掛流し灌漑を実施することとし,宮崎大学に居ながらにして兵庫県の対象ほ場の水管理を実施して,白未熟粒の発生率を抑制することに成功した.
この研究は,山田錦というブランド品種を守ること,ひいては日本酒を守ることに繋がる研究で,今後の研究の進捗が期待されています.
澤田くんのますますの活躍が楽しみです.
ポスター発表の様子
澤田 拓海 君