2024.07.04
地域教育プログラム

自治体と協力して地域課題を解決!~地域デザイン概論Ⅱ実施報告~

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Capa+の【地域活性化・学生マイスタープログラム】では、地域をフィールドに魅力や現状を学び、課題を発見し、そのために行動できる人材の育成を目指しています。
前回の記事では上級プログラム科目の1つである「地域デザイン概論Ⅱ」について紹介させてもらいました。
地域課題を解決するための思考法を学ぶ!~地域デザイン概論Ⅰ実施報告~
今回は上級プログラム科目「地域デザイン概論Ⅱ」について紹介します(^^♪

「地域デザイン概論Ⅱ」とは?

「地域デザイン概論Ⅱ」は地域活性化・学生マイスタープログラムの上級科目です。
地域活性化・学生マイスター上級科目って?

この授業では「地域デザイン概論Ⅰ」で学んだ3つの思考法を地域課題の解決に使えるよう実践的に学びます。
大学内だけでの授業に留まらず、実際に活躍している方々の話を聞くことができたり、現地にフィールドワークに行って体験するなど、現地の人と近い距離でリアルな意見を見たり聞いたりすることができるのが、この授業の特徴です!

「地域デザイン概論Ⅱ」~自治体と協力して地域課題を解決!~

授業は後期に実施しました。授業では実際に宮崎県内の地域に協力してもらい、その地域が抱える課題について解決策を考えます。
今年度は西都市にご協力いただき、西都市が抱える地域課題について4つのチーム(観光・農業・DX・移住定住)に分かれて考えました。

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この授業では西都市役所の職員の方と一緒に地域課題について考えます。
考えたアイデアの中には、すでに動きだしている似たような事業があったり、現実的には難しい・・・等の現場の意見には厳しいものが多くありましたが、2回のフィールドワークやオンラインでの打ち合わせでリアルな意見を聞くことができ、より実践的に考えることができました。
地域課題の解決策はグループごとに、西都市長はじめ西都市役所職員の皆さまに向けてプレゼンします。半期かけて考え抜いた成果なので、みんなドキドキです(*´`)

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発表前に西都市の職員さんと最終確認を行い、直前まで資料を修正。いざ発表に臨みます。
西都市の橋田市長からも、自分たちの提案のどこが良かったのか、どうしたら事業として動かせるアイデアになるのか1つ1つ丁寧にフィードバックをいただきました!

発表の様子が宮崎日日新聞社に取り上げられました

マイスター上級科目「地域デザイン概論Ⅱ」ってこんな感じです♪

「地域デザイン概論Ⅱ」は学生だけで考えるのではなく、地域で働くリアルを知っている大人と交ざることでより実践的に学べる内容になっており、自身の大きな経験になります。
また、マイスター授業の特徴は様々な学部の学生が一緒になって学ぶことです。それぞれの専門性を活かした様々な意見が出されるので、新しい発見があるかもしれませんね♪

「地域デザイン概論Ⅰ」「地域デザイン概論Ⅱ」はマイスターの資格関係なく、どなたでも受講が可能です。(学部2年生以上)
受講生は「思考法」や「地域をデザインする」ということを学ぶことが初めてという方がほとんどです。

ぜひ、一緒に地域の困りごと・やっかいな問題の解決策を考えてみませんか?

地域活性化・学生マイスターに関係する授業に関するお問い合わせ

宮崎大学 学び・学生支援機構地域人材部門 Capa+〔キャパタス〕
担当:桑畑
Mail:coc@of.miyazaki-u.ac.jp
TEL:0985-58-7250


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