大学は自らの掲げる教育目的に照らし、教育研究活動を通じて社会に貢献できる人材を育成することを使命としています。その使命や目的が適切に実現されているかを、自らが継続的に点検・評価し、質の保証を行うとともに、絶えず改善・向上に取り組み、その成果を広く社会に発信することを求められています。
教学マネジメント部門は、学士及び大学院教育の内容・方法の改善、学生に対する学修支援に関わる事業を充実し、発展させることを目標に掲げています。その目標を実現するために、わたしたちは、高等教育の動向を踏まえ、多様な調査・研究を行っています。
部門では、調査・研究により得られた知見を改善・向上のために活かすとともに、教育の見える化を推進するためのシステムの開発を行っています。開発したシステムは、本学に広く提供し、教員、学生双方で教育効果と学修成果を把握できるようにすることにより、学修成果の可視化を推進しています。
教学マネジメント部門は、本学の教学マネジメントを確立するため、大学教育に係わる企画及び教育効果や学修成果の点検・評価、改善事を行っています。
・学士課程から大学院課程まで大学教育の在り方に関わる研究を中心に、三つの方針の設定に寄与します。
・DPを達成するための教育課程の編成に寄与します。
・教職協働でFD・SD研修会を企画し、FD・SDの高度化を図ります。
・モニタリングやプログラム・レビューによる自己点検・評価を実施します。
・調査・研究で得られた知見を全学の教育質保証・向上委員会へ提言し、承認された計画を組織として実施し、自ら行う点検・評価に基づき教育の改善・向上に取り組むシステムを構築しています。
・eラーニングシステムを導入し、教材の配信、レポート課題の提出、学生とのコミュニケーションなど、ICTを活用した教育を推進するとともに、活用方法などの問い合わせに対応するサポートデスクを設置しています。
・教育課程の目的に応じて、学生が何を学び、身に付けたかを、エビデンスを持って説明できるように、ポートフォリオによる学修の記録・蓄積など、多様かつ多面的に学修成果を可視化するシステムの開発を行っています。
