宮崎大学工学部で活躍している女性研究者や卒業後に様々な分野で活躍しているOG、そして充実した学生生活をエンジョイしている女子学生達の紹介をしています。女子高生の皆さんのロールモデルになる素敵な先輩が、きっとみつかります。

学部長から女子高生の皆様へのメッセージ

工学部長 工学部長 横田光広

 21世紀は、新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す知識基盤社会の時代であると言われています。宮崎大学工学部では、知識基盤社会の中でたくましく生き抜き、21世紀の地球環境と共生できる科学技術の創造と、それを担う人間性豊かな人材の育成を目的としています。

 日本を活性化するためには、これまで以上に工学分野への期待が高まっています。その中で、近年、女性技術者や研究者の活躍は増えてきています。とは言っても、男性技術者や研究者に比べるとその数はまだまだです。国の施策においては、女性管理者の占める割合について、具体的な数値目標を掲げ、官庁や企業などに目標達成を求めています。

 最近3年間において、宮崎大学工学部には30名から40名程度の女子学生が入学しています。学科はそれぞれ異なりますが、自分の興味ある専門分野を究めるために、日々、勉強しています。さらに、この中から15名から20名程度が工学研究科修士課程に進学して専門分野についての研究を進めています。卒業・修了して、すでに社会に出て活躍している女性の技術者や研究者も多くいます。本学部には4名の女性教員がいて、それぞれの分野で活躍しています。

 このホームページでは、女子高生が工学分野を目指す契機となることを願い、宮崎大学工学部での女子学生の学修への取組みや女性研究者の研究内容を紹介します。