第2回 年をとったら、睡眠時間も変わります
「若い頃は8時間くらいぐっすり眠れたのに、最近は6時間くらいで目が覚める」
眠ることのできる時間は、年齢とともに少しずつ短くなっていきます。
実際に眠っている時間の平均は、25歳ごろで約7時間、45歳で約6時間半、65歳で約6時間という研究報告があります。個人差はありますが、「若いころと同じだけ眠れない」のは、ある程度自然な変化なのです。
「健康のためには8時間寝なきゃ!」と、夜8時から朝6時まで10時間も布団に入っていると、かえって眠りが細切れになることがあります。
厚生労働省は、成人の場合は個人差を考えながら6時間以上を一つの目安に必要な睡眠時間を確保すること、高齢者では逆に床の中で過ごす時間を長くしすぎないことを勧めています。
何時間眠ったかだけでなく、「朝起きたとき、ちゃんと休めた感じがあるか」も大切な目安です。
「昔はもっと眠れたのに……」
髪の毛も、食べる量も、走る速さも、年齢とともに変わります。 睡眠だけ20歳のままと考えなくても大丈夫です。