2023.08.17 掲載
宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センター田野フィールド(演習林)は、これまで2期10年にわたり文部科学省の認定制度である教育関係共同利用拠点に認定されていました。この度、3期目にあたる令和6年度からの5年間についても再度認定されることとなりました。
教育関係共同利用拠点制度は、多様化する社会と学生のニーズに応えるため、各大学の附属施設の人的・物的資源を共同利用して有効に活用し、大学教育全体として多様で高度な教育を実施することを目的としており、演習林の分野では全国で9大学が認定されています(令和5年7月31日時点)。
田野フィールド(演習林)は「照葉樹林とスギ林業を基盤とした森林・林業デジタル活用高度専門人材育成のための教育共同利用拠点」という名称で、森林・林業DXに向けたICT機器の充実を図りつつ、照葉樹林とスギ林業を中心とした実習を行っています。今後も引き続き他大学の学生に充実した実習を提供していきます。
▼髙木正博農学部フィールド科学教育研究センター長(森林緑地環境科学科教授)より
「宮崎大学の田野フィールド(演習林)は本学農学部はもとより空港やJR駅から近くて利用しやすいことも大きな利点です。令和5年春には最新鋭の高性能林業機械であるハーベスタ(伐倒造材機)やLidar搭載UAVを導入しました。これらの充実した機器を活用した実習を提供していきます。」
▼田野フィールド(演習林)HP
https://www.fsc.miyazaki-u.ac.jp/muf/