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宮崎大学農学部と地元企業との共同研究の成果をもとにして出来た感染症対策用の簡易陰圧室

宮崎大学農学部(附属動物病院・金子助教)と株式会社ワン・ステップ(宮崎市清武町)との共同研究の成果をもとに、同社は新型コロナウイルス等の感染症対策としての簡易陰圧室を開発しました(陰圧装置はアルバック機工株式会社(西都市)製)。


 この簡易陰圧室では、空気によって柱を膨らませて外部と隔離した部屋を作り、その部屋の内部の空気を陰圧装置で吸うことで陰圧状態(常時、2.5パスカル以上の差圧)をキープします。また、1時間当たり12回の換気を行い、排気はHEPAフィルターという特殊なフィルターを通して、クリーンな排気を屋外に放出します。
 組み立ては空気を入れるだけで簡単にでき、サイズ及びレイアウトも変更可能であり、収納もコンパクトです。

宮崎大学で培われた医学的な見地と豊富な経験をもとに、陰圧室の出入り口を分けることや米疾病予防管理センターの感染症ガイドラインに沿った気圧差の維持などをアドバイスすることで、従来より機能的で、かつ使用しやすい製品になりました。

今後、医療介護施設、動物病院及び災害時の避難所等において、幅広い活用が期待されます。
詳細は、下記URLからご参照願います。

https://onestep-miyazaki.com/21303/

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