令和3年度 宮崎大学教員教育活動表彰式を開催

基礎教育の授業に関して、学生自らが課題を発見できるような授業設計の試みや、受講学生の意識の変容を図る授業設計の試み等、卓越した教育指導力で、教育効果の高い授業を実践している点が評価されました。また、教育方法の工夫、改善に対して、2004年以降、長年にわたり基礎教育全体の質の向上に貢献した点や、アクティブ・ラーニングアドバイザーとして基礎教育のカリキュラムを初めとする制度設計に大きく貢献した点が評価されました。

研究者情報　https://srhumdb.miyazaki-u.ac.jp/html/527_ja.html

担当授業において、到達目標や課題を明示し、教員と受講生との間で考察を深め、結論に導く方法を実践し、授業を再現できるノートを作成させることで、学生の分析力と文章表現力が向上し、独自の意見を形成している事等、顕著な教育効果を生んでいる点が評価されました。また、受講生に丹念な学修をさせている点や問いを学びの起点として、社会科教育法に限らない普遍性を有する内容を扱い、初等教育との連携や学校教育全体に対する幅広い教育を実践している点が評価されました。

研究者情報　https://srhumdb.miyazaki-u.ac.jp/html/100001521_ja.html

看護教育に認知行動理論やストレングス看護理論を活用するための基礎資料の作成や学生のメンタルヘルスケアの向上などに尽力し、看護教育の向上に努めている点が評価されました。また、2020年度には遠隔実習をいち早く導入し、地域の訪問看ステーションと協働したオンライン体験型実習を構築した点や、日本看護科学学会等でワークショップおよびシンポジウムの実施、書籍を出版するなど、新たな教育方法を紹介する活動が評価されました。

研究者情報　https://srhumdb.miyazaki-u.ac.jp/html/100001154_ja.html

担当した科目の授業評価アンケート結果において、学生から高い評価を得ている点が評価されました。また、これまでの教育および実務経験を活かし、学生の理解が困難な学習内容に対して、独自に作成したわかりやすい授業スライドや資料を授業に積極的に取り入れることで、教育効果の高い授業を実践している点や、単に学問としての知識を習得するだけではなく、自分が進む専門分野で使われるツールを体験させることで、学生から社会人へのスムースな移行を促している点が評価されました。

研究者情報　https://srhumdb.miyazaki-u.ac.jp/html/100000206_ja.html

JABEEの科目で重要な位置を占める倫理教育に関して、取得が望まれていた技術士の資格を取得し、教育内容の質を向上させた点が評価されました。また、国際的な教育に関して、韓国などへの学生の海外研修を通して、学生教育の向上に努め、韓国のソウル市立大学校との学部間交流協定、中国の青島農業大学との大学間交流協定を結び、学生の国際化に大きく貢献してきた点や県内外の多くの高校で出前講義や出前実験を実施されてきた成果も評価されました。

研究者情報　https://srhumdb.miyazaki-u.ac.jp/html/100000040_ja.html

地域資源創成学部の教育の柱である「実践的な教育」の中心的な科目である「国内インターンシップ」において、インターンシップの運用の仕組みをゼロから構築し、受入先・受講生からも高い評価を受けている点や、令和元年度に文部科学省「大学等におけるインターンシップ表彰」にて優秀賞を受賞した点が評価されました。また、受講生の主体性を引き出すとともに、インターンシップの積極的な活動を促し、具体的な成果の達成に繋げている点も評価されました。

研究者情報　https://srhumdb.miyazaki-u.ac.jp/html/100001613_ja.html