ニュースリリース
2023年05月12日 掲載
宮崎大学医学部医学科の佐藤克明教授(免疫学)は、幼若期の抗生剤投与がアレルギー発症リスクを高める仕組みを明らかにしました。この成果を応用することで、アレルギーに対する新たな治療法の開発につながる可能性が期待できます。本研究成果は2023年5月11日(米国時間07:00、日本時間21:00)に米国科学術誌『Cell Reports』のオンライン速報版で公開されました。【発表のポイント】●アレルギー発症を阻止する消化管粘膜免疫寛容の成立には粘膜組織樹状細胞が必須●幼若期の抗生剤服用による消化管細菌叢異常は粘膜組織樹状細胞の免疫抑制機能を喪失し、消化管粘膜免疫寛容の破綻を導く●アレルギーの新たな治療法開発へ手がかり
▽詳細はこちらから▽・プレスリリース 2023/4/28https://www.miyazaki-u.ac.jp/public-relations/20230428_03_press.pdf【原論文情報】掲載紙:Cell Reports論文タイトル:Gut dysbiosis promotes the breakdown of oral tolerance mediated through dysfunction of mucosal dendritic cellsURL:https://doi.org/10.1016/j.celrep.2023.112431
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