宮崎大学
ニュースリリース

若手職員が学長・理事に大学を取り巻く現状を報告

2022年11月10日 掲載

令和4119日(水)、宮崎大学の若手職員が本学の幹部メンバーに対して、18歳人口の推移や大学進学率などの大学を取り巻く現状をはじめ、宮崎大学における志願者数の推移、外国人留学生数の推移、論文数や今後の財務状況の見通しなどを取り纏めた「宮大ファクトブックVer.1現状分析」の報告を行いました。

s-DSC08176.jpg

△ 冒頭挨拶をする片岡理事

本報告会は、令和3年11月から体制を新たにした「学長戦略企画室(※)」(以下、戦略室)の第1期メンバー若手職員5名が中心となり、学長、理事、メンバーの所属長へこれまでの成果発表を兼ねて開催されました。戦略室では、宮崎大学の将来ビジョン実現のために、一年間で47回のミーティングをはじめ、外部資金の獲得、業務改善等の様々なプロジェクトに関わっており、その集大成として取り組んだのがファクトブックでした。

s-DSC08193.jpg

△ 大学の財務状況を説明する中原さん

報告者の一人である中原智晃さん(財務部財務課)は、宮崎大学の財務状況の推移と今後の予測を示しながら「教職員一人ひとりが本学の財務状況を知り、その課題としっかり向き合わなければ、第4期中期目標期間内(令和9年度内)にも深刻な予算不足に陥る可能性があり、教職員全員が一丸となった財政改革が必要となる」と提言しました。

s-DSC_0039.jpg

△ 講評を行う鮫島学長

最後に、鮫島学長から「教員も職員も、立場を越えて大学経営に関わっていかなければならない。何より、これからの時代は職員が積極的に企画し、大学を引っ張っていってほしい」との講評があり、11月以降新たに戦略室メンバーとなる8名の若手職員に辞令が交付されました。

s-IMG_20221109_101226_443.jpg

△ 新旧メンバーでの集合写真

宮崎大学では、県内の高等教育機関との連携を大切にしながら、大学を超えて受講可能な連携科目の設置や宮崎市街地への大学拠点開設を予定するなど、時代の潮流を捉えて将来も地域に根差し、地域に貢献できる大学であり続けることができるように常に新しいチャレンジを進めてまいります。

s-DSC_0015.jpg

s-DSC08179.jpg

s-DSC08181.jpg

s-DSC08182.jpg

s-DSC08184.jpg

s-DSC08188.jpg

\\【教職員限定】 「宮大ファクトブックver.1現状分析」を公開します //

http://bunsho-db.of.miyazaki-u.ac.jp/ds/dsweb/Get/Document-156155 (情報共有・検索システム内)

ファクトブックでは、大学の置かれている危機的な状況も含めた実態を可能な限り提示することを目的としています。「己を知りうる者が賢者なり」という想いからの作業でした。今回、新たな若手メンバーとの交代時期を迎え、これまでに作成したファクトブックの内容を公開します。概要版であり、まだまだ不十分な点が多いとは思いますが、宮崎大学をより良くしていくための基礎資料として、是非ご活用ください。(学長戦略企画室長 片岡 寛章)

(※)宮崎大学学長戦略企画室

学長が命ずる特別な事項に加え、本学にとって特に重要な教育研究機能の強化、社会との共創、大学の魅力向上等に係る事項等について、総合的かつ多様な視点で戦略等を企画・提案し、学長の決定及び大学経営・事業推進等のサポートを行います。

また、室には将来の大学経営を担う若手メンバーを部局横断的に配置し、全学的な事象に係る課題分析・企画立案や社会との共創に向けた外部ネットワークを構築に関わる機会を設けています。メンバーの任期は原則1年とし、5名の第1期メンバーは令和4年10月末をもって任期を終え、11月からは新たに第二期メンバー8名を迎えます。

Get ADOBE READER

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerは Adobe Readerのダウンロードページよりダウンロードできます。

文字サイズ 標準 拡大


PAGE TOP

宮崎大学
MENU CLOSECLOSE