宮崎大学
ニュースリリース

野球を通じて地域貢献 ~ 硬式野球部が子ども向け野球教室開催を下支え ~

2023年12月22日 掲載

2023年1210日(日)、第4回キッズ宮崎ベースボールフェスタが清武総合運動公園内のSOKKENスタジアムなどで開催され、宮崎県内各地から小学6年生までのこどもと保護者合わせて約200300名の参加がありました。

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これは、宮崎県高校野球連盟や宮崎県野球協議会などが主催し、幼い頃から野球に触れることで野球の魅力を知ってもらい、野球を通じて青少年育成や地域振興を目的に開催されたもので、スピードガン計測コーナーやストラックアウトコーナー、肩肘メディカルチェックコーナーなどが設置されたほか、スタジアム見学ツアーや場内アナウンス体験などの多様なイベントがあり、参加した子ども達は年齢や野球経験、好みなどに合わせて楽しんでいました。

また、本イベントには、宮崎大学硬式野球部員7名も参加してイベント運営をサポート。子ども達から出てくる様々なリクエストや相談に起点を効かせながら対応し、円滑なイベント運営を下支えしていて、白水智大さん(農学部2年、鳥栖高等学校出身)は「 子供たちが楽しそうに野球をしているのを見て私達もとても元気をいただきました。近年野球人口が減少しているので、今後も宮崎大学硬式野球部として今回のようなイベントに参加・開催をして、宮崎の大学野球からもっと野球界を盛り上げていくことが出来ればいいと思いました 」と、感想を寄せてくれました。

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宮崎大学硬式野球部は、現在部員24名で選手自らが練習メニューを組む形で活動しており、2023年10月に開催された第110回九州地区大学野球選手権南部九州ブロック大会では、前年に全日本大学野球選手権でベスト8に進出した強豪鹿屋体育大学に4対9で惜敗したものの、終盤までは同点でどちらに転ぶかわからない試合展開を繰り広げました。

宮崎大学では、新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延する以前の2018年と2019年に、台湾遠征を行い、台湾映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」で有名で台湾野球のルーツとなっている嘉義大学などと親善試合を行い、野球を通じて学生の国際感覚を育成してきました。また、20233月には、WBC一次ラウンドで侍JAPAN(日本代表)が対戦するなど、日本中で注目されたチェコ共和国代表と親善試合を行いました。ほかにも、新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延した2021年度からは、国際協力機構(JICA)をはじめとする海外で野球普及・強化などに携わる機関と連携しながら公開講座「世界の野球事情」をオンライン形式で発信し、これまで50回実施するなど、野球を通じた様々な取り組みを進めてきました。

宮崎大学では、地域自治体や関係機関などと連携を深めながら、本県の魅力を積極的に発信するとともに、グローバル化する社会で活躍できる人材を育成するため、様々な切口からの国際交流を通じて、未来を担う若い世代に貴重な経験を与えていくことができるよう努めてまいります。

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